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帰省や旅、赤ちゃん寝てくれるか心配! 米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタントに聞く

子供と荷物を空港で飛行機を見て母
Nadezhda1906/gettyimages

今回は「帰省先や旅行先でのねんね」について。日本人初の米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタントの愛波文さんが、赤ちゃんや子どもの睡眠について米国NYから情報を発信!「愛波文さんのぐっすりねんねROOM#10」。
いつもと違う環境で寝るときに、赤ちゃんにしてあげられることとは?

関連:もっと早く知りたかった! 「睡眠の土台」こそ赤ちゃん寝かしつけの肝。米国IMPI公認・乳幼児睡眠コンサルタントがその秘訣を語る

子ども2人の育児と仕事に追われ、1年が過ぎていくのが年々早くなってきているなと感じます。これからのシーズン、帰省や旅行をする方も多いと思いますので、今回はいつもと違う環境で、できるだけ赤ちゃんが安眠できるようにするためのヒントをお伝えします。

赤ちゃんが帰省先・旅行先で安眠できるための7つのヒント

7つのヒントをおさえて、赤ちゃんを安眠へと導きましょう。

ヒント1 ベッドシーツを持っていく

いつも自宅で使用しているベッドシーツと同じものを持参し、旅行先や実家で使用しましょう。ママの匂いや自分の匂いがついているので、安心して寝てくれる確率が高くなります。

ヒント2 時差の調整をする

渡航先に時差がある場合、時差ボケを調整するのに時間がかかることがあります。時差ボケは5時間以上の時差がある場所へ移動したときに起こりやすく、その症状は西へ渡航したときよりも、東へ渡航したときに強くなるといわれています(参考文献:https://www.newswise.com/articles/mathematical-models-explain-east-west-asymmetry-of-jet-lag-recovery)。
東方(日本からアメリカなど)へ行く場合、数日前より少しずつ早く寝て、早起きをするようにすることも効果的です。西方へ向かう場合(日本からヨーロッパなど)は、その逆で遅く寝て遅く起きるようにします。しかし、これをしたところで完全に時差ぼけを回避できるわけではありません。滞在先では規則正しい生活をし、朝は日光を浴びて体内時計を整えます。日中はなるべく外で過ごしましょう。

ヒント3 安全な寝床をつくる

自宅と全く同じ睡眠環境にするのは難しいと思いますが、安全な寝床の確保はとても大切です。1歳未満の子が実家や旅行先のベビーベッドで寝る場合は、ベビーベッドにかけ布団やぬいぐるみなどは入れないようにしましょう。
自宅ではベビーベッド、実家や旅行先では大人用のベッドで添い寝になる場合は、ベッドから赤ちゃんが落ちないようにしましょう。
ベッドガードの使用は、日本では1歳半以上、アメリカでは2歳以上といわれていますので、1歳半、もしくは2歳未満のお子さんの場合は、十分に気をつける必要があります。
ベッドガードもなく、大人用のベッドで添い寝をする場合は、赤ちゃんを挟むようにして大人が寝ましょう。飲酒をした大人の隣にお子さんを寝かせるのはNG。また、お子さんの近くに大人用の布団や枕があるのも危険です。添い寝には十分気をつけて、お子さんが暑くなりすぎないように注意をしましょう。

ヒント4 温度や湿度の確認をする

睡眠に適切な温度は、親が少し肌寒く感じる程度の20~22度です。しかし、実家や旅行先ではなかなか思う通りにいかないと思いますので、その場合は衣類で調整しましょう。少し暑いなと感じたら、いつもより薄着をさせましょう。寒いと感じたら、一枚多く着せましょう。
空気が乾燥していて室内に加湿器がない場合は、タオルをぬらし、部屋のところどころにぬらしたタオルを干しておくといいですよ。
私がホテルなどに宿泊するときに実践しているのは、子どもたちが寝る前にバスルームの壁に熱いシャワーをかけて扉を開け、部屋の湿度を少し上げておきます。さらに、ぬらしたタオルをハンガーにかけ、部屋に干しています。これだけでも結構加湿されます。

ヒント5 ぐっすりノイズを使用

自宅でぐっすりノイズ(ホワイトノイズ)の機械を使用していて、それを旅行先や実家に持っていけるようであれば、ぜひ持参を。もし荷物に入らない場合は、タブレットや予備のスマホ(自分のスマホを使用してしまうと、お子さんが寝た後にスマホが使えなくなってしまいます)にホワイトノイズのアプリをダウンロードして、寝るときに流してあげましょう。
ホテルに宿泊して、トイレに換気扇がある場合は、換気扇の音でもぐっすりノイズの代用になります。

ヒント6 光をシャットアウト

朝の光がカーテン越しから入ってきてしまうと、早朝起きの原因になることがありますので、遮光カーテンを使用して朝日をシャットアウトしましょう。もし、宿泊先のカーテンにすき間がある場合は、タオルで埋めてみましょう。
実家で遮光カーテンがない場合は、カーテンの上や下から光がもれないように、タオルや段ボールで埋めてみてください。

ヒント7 ねんねルーティン

昼寝はなるべくさせてあげたいけれど、外出中はなかなかできないかと思います。まずは「昼寝をさせないと!」と保育者がストレスを抱えないことが大切。昼寝ができない場合でも重要なのは、夜、寝る前のねんねルーティン。いつもと同じねんねルーティンを行い、安心させてあげましょう。慣れていない環境で興奮したり、不安になったりするかもしれませんので、スキンシップを多めにとることを心がけてください。

関連:もっと早く知りたかった! 「睡眠の土台」こそ赤ちゃん寝かしつけの肝。米国IMPI公認・乳幼児睡眠コンサルタントがその秘訣を語る

旅行や帰省中にねんねのリズムが崩れてしまうことは、ある程度しかたありません。それを恐れて旅行をあきらめてしまうのはもったいないので、思いきって旅行を楽しんでいただきたいと思います。旅行から学ぶことも、多くありますよ。(構成/ひよこクラブ編集部)


愛波 文さん
『ママと赤ちゃんのぐっすり本』(講談社)著者。 子どもの睡眠コンサルタント。APSCアジア/インド代表。IPHI日本代表。一般社団法人日本妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント協会代表理事。慶應義塾大学卒業。2012年に長男出産。夜泣きや子育てに悩んだことから乳幼児の睡眠科学の勉強をはじめ、米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。2015年に次男を出産。現在、2人の男の子の子育てをしながら、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルティングや個別相談を行い、日本人向けにIPHIと提携し、オンラインで妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。

■Instagram:aya_aiba
■Twitter:@sleepingsmartJP

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