新幹線で子連れで帰省。車内で「吐いたらどうする?」をJR東海に聞く

年末年始やゴールデンウイークなど、繁忙期の新幹線は帰省客や旅行客で混みますよね! 赤ちゃん連れで帰省や旅行を考えているママ・パパにとっては、不安なことも多いはず。新幹線移動の当日に慌てないために、便利なサービスや緊急事態の対応のしかたをJR東海に聞きました。JR東海以外の新幹線を利用予定の方でも、同様のサービスが受けられることもあるので、ぜひリサーチするきっかけにしてみてください。
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直前の予約変更にも対応可!『エクスプレス予約』『スマートEX』『えきねっと』
赤ちゃん連れでのお出かけだと、「出発間際にうんちしちゃった!」「グズグズして出遅れた!」ということもしばしば。そういうとき、新幹線の指定席を予約していると、「乗れなくなっちゃう~」とあせりますよね! ハプニングがつきものの赤ちゃん連れにおすすめなサービスがあります。それは、東海道・山陽新幹線の『エクスプレス予約』と『スマートEX』、JR東日本の『えきねっと』です。それぞれ、管轄エリア内の新幹線については、きっぷ受け取り前なら発車直前まで何度でも手数料無料で指定席の変更が可能です。「間に合わない!」となったときに、電話やインターネット、スマホからサクッと変更できるので、とても便利です! ただし、繁忙期は満席で予約変更が難しい場合も多いので、注意してくださいね。
※申し込み方法などにより変更手続きは異なるため、確認が必要です。
突然、車内で吐いた! 発熱した!という場合は…?
もう1つ繁忙期の新幹線で気になるが、「赤ちゃんが車内で具合が悪くなったときはどうしたらいいの?」ということ。乗車率が100%を超えると、通路にも人が立ち、車掌さんのもとまで行くことさえ難しいことも。JR東海 東京広報室 辻原みなみさんが、以下のように教えてくれました。
「いち早く乗務員にお知らせいただく手段として、N700Aのデッキには緊急通報装置を設置しています。緊急の際には、乗務員と通話できます。また、各トイレの個室内には、体調不良などの場合に乗務員を呼ぶための手段として、連絡用ブザーを設置しています。緊急の際にはブザーを押すことで、乗務員に知らせることができます」(辻原さん)
どうしても乗務員にヘルプをお願いしたいときは、トイレの個室にある連絡用ブザーを使うことができるんですね! 本当に利用するかどうかは別として、そういったブザーがあることを知っておくだけでも安心です。JR東海以外の新幹線を利用される方も、乗車前にチェックしておくのがおすすめです。
ぐずり対策には、 新しいおもちゃが有効!
車内での嘔吐や発熱といった大きなトラブルだけでなく、「座席でグズグズしたらどうしよう…」と、心配な方も多いでしょう。あわてないために、あらかじめおむつ替えシートのあるトイレや多目的室の場所を確認しておくが大事。それ以外にも、気分を紛らわせるおもちゃや絵本の用意を。いつものおもちゃや絵本だとすぐに飽きてしまうので、こっそり新しいおもちゃを買って持っていくのがおすすめ! 買い物時のまま袋から出さずにバッグに入れておき、「これ、一緒に開けてみようか? なんだろうね~」と話しかけてみて。ワクワク感と目新しさにひかれて、少しの時間、遊んでくれるはずです。
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パパも一緒の帰省や旅行ならまだしも、ママと赤ちゃんだけだと不安もいっぱい。身動きがとりづらく、テンパってしまうこともあるでしょう。今回の記事を参考に、ストレスを少なく、楽しい新幹線の旅を過ごせることを祈っています! (取材・文/ひよこクラブ編集部)
※掲載している情報は2019年12月現在のものです。
■取材協力/東海旅客鉄道株式会社
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