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子どもののどに「もの」を詰まらせないで!枝豆やミニトマトが危ない!【日本外来小児科学会リーフレット検討会より】

幼い子供の手が拾い上げ、エンドウ豆で遊ぶ。
Andrei Lavrinov/gettyimages

乳幼児が小さいものを口に入れ、気道に詰まってしまうことを誤嚥(ごえん)といい、大きな事故につながります。事故予防のために乳幼児のいる家庭では、直径39㎜以内の小さなものは乳幼児の手が届くところにはおかず、収納しておくことが大切です。節分の豆まきなどの時にも細心の注意が必要です。身近な食品やおもちゃの誤嚥で、命を落とすこともあります。
この情報は「日本外来小児科学会リーフレット検討会」の小児科の先生方がお母さん・お父さんに伝えたい内容を「たまひよ」と一緒にまとめたものです。

のどにものが詰まるとどうなるのでしょうか?

毎年、のどにものが詰まったことで50人近くの子どもたちが命を落としてしまっています。とくに3才以下の子どもに多い事故で、詰めたものの約7割は食べ物でした。命を落とすことは免れたとしても、気管の奥に詰まったものは全身麻酔をして取り出さなくてはいけません。子どもにとって大きな負担になります。

のどに詰まりやすいものはどんなもの?

豆類、ミニトマト、ぶどう、あめ玉などが、のどに詰まりやすく危険です。

0~3才の子どもでは主にピーナツや節分の豆や枝豆などの豆類、ミニトマト、ぶどう、あめ玉などです。口に入るサイズのものはなんでも事故の原因となります。4才以上の子どもでは、歯の詰め物や小さいおもちゃなど食べ物以外のものが多くなります。

気道異物症例の年齢および性別分布

(第2回小児気管・気管支異物に関する全国調査結果より N=100)

食物・非食物に基づいた異物分類の年齢層別分布図

(第2回小児気管・気管支異物に関する全国調査結果より N=109)

異物となった食物の内容

(第2回小児気管・気管支異物に関する全国調査結果より N=63)

予防その1:小さいものを子どもの近くに置かない!チェッカーを利用しよう

小さい子どもにはピーナツなどのナッツ類や豆類は与えないでください。家族が自宅で食べている時にも十分に気をつけてください。子どもは目の前にあるものはなんでも口に入れてしまいます。
小さいもの(おもちゃなど)を子どもの身のまわりに置かないでください。どのくらいの大きさのものが詰まるかを調べるのに、トイレットペーパーの芯が便利です。母子健康手帳に直径39㎜の穴あきの厚紙がついている場合もあるので、利用しましょう。

トイレットペーパーの芯が目安

トイレットペーパーの芯を通るサイズの小さいものは子どもの近くにおかないようにしましょう。

予防その2:口にものが入った状態で、子どもを歩き回らせないこと

食事やおやつなどは座って食べる習慣をつけましょう。食べ物やおもちゃを口に入れたままで、横になる、歩く・走る・飛び跳ねる、ふざけて大笑いする・くすぐるなどは危険な行為です。
※事故を予防するためには、家族全員の協力が必要なことも忘れないようにしましょう。

のどや気管に詰まった時はどんな症状が出るの?

■最も強い症状は、突然息ができなくなります。
■次に強い症状は、急にせき込んだり息が苦しそうになり、弱々しいせきしかできず、泣き声もかぼそくなります。
▶この2つは救急車を呼んで受診しましょう

■それほど強い症状ではありませんが、急にせき込んだあとに、せきが続いたり、息をするとのどや胸からゼーゼーやヒューヒューという音が聞こえるようになります。
▶診療時間外でも医療機関を受診しましょう 

※具体的な対応は以下も参考にしてください。
消費者庁ニュースリリース

乳幼児は、目の前にあるものを口に入れてしまいます。それが小さいものだと気道に詰まってしまうことがあるので注意が必要です。豆やミニトマトのような食べ物にも注意をしましょう。離乳食で食べさせる時などには、つぶす、切るなどの工夫が必要です。
(文/日本外来小児科学会リーフレット検討会 構成/ひよこクラブ編集部)


■監修/日本外来小児科学会リーフレット検討会
日本外来小児科学会リーフレット検討会は、子どもの病気、健康、安全、生活など、子どもを取り巻くすべてのことがらに対してリーフレット制作に取り組んできました。この活動の1つとして、保護者や子どもにぜひ知っておいてほしい情報を記載したコンテンツを「たまひよ」と一緒に作成し、オンラインで発信していきます。

日本外来小児科学会は1991年に設立された学術団体です。

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