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わが子と周りの子を比べてモヤモヤ……。こんなとき、どうする?

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母親と子どもの笑顔
maroke/gettyimages

日々の子育てのなかで、わが子と周りの子を比べて心がモヤモヤした経験、ありませんか?
このモヤモヤは、なぜおこるのでしょうか。モヤモヤしたときはどうすれば良いか、子育てアドバイザーの長島ともこさんに紹介してもらいました。

長島ともこ
フリーエディター、ライター。育児、妊娠&出産の分野を中心に書籍、雑誌、WEBの編集、執筆に携わる。著書『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本』、新刊に『卒対を楽しくラクに乗り切る本』がある。認定子育てアドバイザー、All About「子育て・PTA情報」ガイド。2児の母。
長島ともこホームページ

つい、わが子と周りの子を比べてしまう“モヤモヤ”シーン

送り迎えや園の行事、公園、習い事の場などで、わが子と同年代の子どもを目にする機会も多いと思います。そんななか、「あの子はあんなに○○○○ができてすごい! それにひきかえうちの子は……」など、わが子と周りの子を比べ、モヤモヤした気持ちを抱えたことのあるママも少なくないようです。以下、よくある“モヤモヤ”シーンをあげます。

・運動会や展覧会を見たとき
運動会や展覧会を見るときは、足が速い子、絵が上手な子や器用な子の作品に目がいってしまいがち。「○○くんはあんなに速いのに、うちの子は……」などと、つい比べてしまいます。

・ひらがなや数字の読み書きなどを目にしたとき
友達親子が家に遊びにきた際に、遊びの延長でひらがなや数字の読み書きをすることもあります。友達がきれいな字でひらがなを書けたり、ちょっとした計算ができたりすると、「うちの子はひらがなが全然書けないけど大丈夫かしら…」などと心配になってしまうママもいるようです。

・わが子にない性格や資質の子を目にしたとき
内気で、どちらかというとものおじするタイプの子どものママは、ものおじしない子、クラスのリーダー的な存在の子など、わが子とは異なるタイプの子を目にすると、ちょっぴりうらやましさを感じることも。

「周りの子と比べる」ことが子育てに及ぼす影響

「わが子を周りの子と比べる」。
このこと自体は自然なことだと思いますし、いけないことではないと思います。

問題なのは、周りの子と比べてわが子が劣っていると思うことを、叱ったり責めたりしてしまうこと。
私たち大人も、職場でちょっとしたミスをした際に、上司から、同僚と比べられながら叱責されたら嫌な気持ちになりますよね。子どもも同じです。
親から「同じクラスの○○くんは▲▲が上手にできるのに、なんであなたはできないの?」と言われてしまうと、当の子どもは「どうせぼく(わたし)なんて……」と、やる気や向上心を失ってしまいます。

また、「周りと比べてうちの子が○○なのは、自分の子育てに問題があるからなのではないか…」など、ママが自分を責めてしまうことも、できればしてほしくないと思います。

自分を責め続けると、どうしても思考全体がネガティブになってしまいがち。気がつくと、子育てをしながら子どもの「できていないこと」やマイナス面ばかりに注目してしまう→自分を責めてしまう…といった、負のスパイラルに陥ってしまう恐れがあります。

わが子と周りの子を比べる“だけ”ならまだしも、「比べて叱る」「自分を責める」ことは、子育てに悪い影響を及ぼすといっても過言ではないと思います。

「できないこと」よりも、その子の「できるようになったこと」に注目しよう

子どもは、行きつ戻りつを繰り返しながら、前に進んで成長していくものです。
周りの子と比べて「できないこと」「足りないこと」に注目するのではなく、「以前のわが子」と比べて「できるようになったこと」に注目し、声をかけてあげましょう。

たとえば、これまではずかしくてなかなか言えなかった先生への「おはよう」のあいさつが、少しでも大きな声を出してできるようになったら、それは大きな成長。
「先生へのあいさつが元気に言えるようになったね!」と、言葉をかけることができます。「できるようになったこと」に注目してもらえた子は自信がつき、自己肯定感が高まるのではないでしょうか。

また、「リフレーミング」という言葉を知っていますか?
リフレーミングとは心理学用語で、「視点を変える」「物事の枠組みを、別の枠組みで見直す」という意味があります。

周りの子と比べて「短所」だと思う子どもの性格を、「長所」に置き換えてみましょう。
たとえば、「無口」は、視点を変えると「おだやかな」「落ち着いた」に変換でき、「人見知りする」は、「ひかえめ」に変換できます。

子どもの性格を前向きにとらえると、自然と前向きな言葉を親からかけられると思います。

また、親自身が夢中になれることや好きなことをもっていると、その時間をもつことでモヤモヤした気持ちを手放すことができます。わが子と周りの子を比べて一喜一憂することもなくなるでしょう。

同じ年頃の周りの子とわが子を比べることは、自然な心理です。しかし、子どもは本来「ありのままの自分」を見てもらえることを望んでいます。周りと比べるのでなく「以前のわが子」と比べ、できるようになったことに注目してあげましょう。

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