妄想と後悔…次に生まれ変わったら絶対にやりたいこと
突然ですが、「ああ、鳥に生まれ変われたらなあ」「ああ、あの芸能人に生まれ変われたらなあ」といったことを想像することはありますか?
口コミサイト『ウィメンズパーク』の会員7342名に「もしもあなたが生まれ変われるとしたら、男女どちらに生まれたい?」というアンケートを実施したところ、
1位 女性 61.6%
2位 男性 21.3%
3位 分からない 17.1%
※口コミサイト「ウィメンズパーク」会員7342名回答。2015年10月実施。複数回答。
もう一度女性に生まれたい、という人が多数ですが、次は男性に!と思っている人もいるようです。
生まれ変わったら…、それは妄想に過ぎませんが、生まれ変わったらこんなことしてみたい、次こそはこうしたいと、想像してみるとちょっぴり楽しくなるものです。
口コミサイト『ウィメンズパーク』の投稿にあった妄想をのぞいてみました。
今になって後悔… もう勉強サボりません
「もっと勉強して、国家資格を取り、手に職をつけ、結婚せず、子供だけ生んで、自分が稼いで自分で育てたいです。面倒な夫はいらないです」
「生まれ変わったら、ひたすら勉強して、女1人でも生きていけるように薬剤師の資格を取ります。食うに困らない資格があれば結婚してもしなくても生きていけるので。お一人様でも充分楽しい人生が送れそう」
「子どもの頃にしっかり勉強しておけばよかったです。次生まれ変わったらしっかり勉強して将来の設計図を立てたい。適当に大学を選んだので資格はないし、女性は腰掛けでいいという会社に勤め5年で寿退社。社会経験も未熟なままここまで来てしまいました。目先の事しか考えないで生きてきたので、今になってツケが回ってきたなぁと思います」
「もっと勉強して、お金も貯めて、事情があって学びたくても学べない子に給付型奨学金をあげられるような事業を起こしたい。その子たちが大人になって、また何か会社を作り、人を幸せにするような仕事が出来るようになったら嬉しいです」
――もっとしっかり勉強すれば、その先の選択肢もたくさんあったのに…。と、子どもの頃にそれが分かっていれば、勉強を頑張れたでしょうか。
ビジュアル勝負で人生の勝ち組に!
「モテ人生を歩んでみたい。清楚で髪サラサラ~のいい匂いのする素敵な女子校生になりたいな。彼氏と『どこ受験する?』『一緒に頑張ろう』みたいな映画のような恋愛してみたい!」
「美人になって、今の夫以外の人と結婚したい!」
「美人に生まれて、ちやほやされる人生を送ってみた~い(笑)」
「痩せて、おしゃれしたいです! 小さいときから肥満でした。思い起こせば本当に食べさせられ過ぎです。おしゃれしたくても着れる服がなかった。大きいサイズはかわいくないんです。肥満でなければ、青春時代に恋のひとつはできたかも」
「毛深いのが悩みで、肌を隠した服装ばっかりしてました。若い頃に全身脱毛して、ミニスカートやら背中が開いたドレスとかセクシーな格好で男を惑わせてみたいです」
勇気を出して冒険の旅へ
「ハーレーでルート66を走破する! もう腰痛でバイク無理なんです。生まれ変わったらとにかく全米を横断してみたいんです。アジアンハイウェイもいいけど途中が危険過ぎるからなぁ」
「シンガポールでリゾキャバ嬢になる。日本にいたら絶対無理なプール付きの高層マンションに住んで、お金も貯まって、最高! テレビで見て『若かったら絶対にやりたかった』と、本気で思いました。だから生まれ変わったら絶対にやる!」
「ピースボートに乗ります。汚ない水や、謎の食べ物、不衛生な環境で生きていく人々とふれあい、力になりたい。それが偽善だと言われてもかまわないのです。夫と結婚していなかったらボストンバッグひとつで、船に飛び乗っていたと思います」
――後悔しないように、生まれ変わったら迷わずアクションを起こしてください!
生まれ変わっても出会いたい人がいます
「生まれ変わっても、夫と結婚したい。大人になるまでも幸せでしたが、大人になってからの幸せは夫と結婚したことによるものが大きいので」
「少数意見かもしれませんが、義母の子どもとして生まれたい。そして、実母とは縁を切りたい。数千キロ離れた場所に住んで欲しい」
「生まれ変わっても、また娘と息子の母になりたい。今度は反面教師にならないように頑張りたいけれど、同じになっちゃうかな。息子からは別の優しいママがいいって言われちゃいそうだけど」
――生まれ変わっても、また出会いたい人がいる。素敵なことですね。
もう人間になるのはうんざり
「ママ友関係にうんざり中。もう人間は嫌です。人間社会はコリゴリ。神様になって、理不尽な思いをしている人を助けたい」
「楠とかがいいな。千年以上ぼさっと突っ立って、この地球がどうなっていくのか見届けたい」
投稿では、もっと勉強しておけばよかったという声が一番多かったですね。だからこそ、自分と同じ後悔をしないように、子どもに「勉強しなさい!」と言うのですが…。きっと自分の親も同じ気持ちで「勉強しなさい!」と言っていたのでしょうね。妄想してみて、親の気持ちが改めてわかった今日この頃です。
(井上裕紀子)
※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。