母親になったなーと感じること:食事[ハハのさけび #47]
2歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
母親になったなーと感じること:食事[ハハのさけび #47]
ハハのさけび#46-50では、私が「母親になったなー」と感じる瞬間について書いていきたいと思います。
子どもの離乳食が終わり、大人と同じようなものが食べられるようになってからというもの・・・食事の時、子どもの食べられるものを探すハンターと化しています。子どもの食べられそうな、タンパク質や野菜はないか。やわらかくて、子どもの好きそうな味付けで、食べやすそうな大きさのものはないか。食事が始まると、まずそれを探すのがクセになりました。人のおうちでご馳走になる時も、子どもに食べさせるためなら、「これ、いただいていいですか?」とグイグイ行ってしまう。私、雌ライオンかな?と思います。
レストランでは、自分の頼むものも、子どもが食べられそうなメニューにするようになりました。取り分けで食べる時はもちろん、お子様ランチを頼む時でさえ、自分のものを子どもが欲しがってしまう可能性を考えて頼みます。だって、なんでもいいから、栄養のあるものをあげたいのです。私、親鳥かな?と思います。
本当は、せっかく外食に来たなら、たまには辛いものとか頼みたい!韓国料理のスンドゥブとか大好きなんですよね。あと、レア気味のステーキとか、ローストビーフも大好き。あとあと、チーズしか乗ってなくてハチミツをかけて食すクワトロフォルマッジみたいなピザも、大好き!!でも、どれも子どもには向いてないので、しばらくは我慢です・・・!
・・・そして子どもの残り物を食べる時、「母親になったなー」と思います。小さいころ、自分の残したものを、いつも母親が食べていたなあと、ふと思い出すのです。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した35歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)とInstagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。