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保育士ママが実践!ねんねの赤ちゃん室内遊びのポイント

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アジアのベビーベッドルーム
leungchopan/gettyimages

赤ちゃんとの遊び、特にねんねの時の遊びは、赤ちゃんの反応もまだ大きくなく「“遊ぶ”と言ってもどうすれば?」と思うママ・パパも多いはず。今回の記事では、保育士である相原が家で実際に行っている、ねんねの赤ちゃんとの遊び方についてお伝えします!

相原 里紗
保育士・のあそびっこプロジェクト 主宰
早稲田大学国際教養学部卒。(株)オールアバウトを経て国家試験で保育士に。親子×のあそび×地域を軸とした「のあそびっこプロジェクト」他、親子向けイベントを多数企画・運営している。0歳、2歳の男子育児に奮闘中。

体と心の基礎を作る!ねんねの赤ちゃんと遊び

なかなか反応も返ってこない時期。ねんねの赤ちゃんに、遊びは必要なのでしょうか?
……答えは、「必要」!
生まれてすぐに周りの情報から経験を重ねる赤ちゃんにとって、お父さん・お母さんや家族とちょっとした遊びをすることは、楽しむことはもちろん、遊びを通して信頼関係を築いたり、安心・安全を確認したり、そして五感を発達させることにもつながります。毎日のお世話に加えて、心と体を育てる「遊び」を日常に取り入れてみてはどうでしょうか?
そうはいっても月齢が低い時なんかは反応が返ってこないことが多く、私自身もめげそうに…。しかし、そんな時も必ず赤ちゃんには伝わっています。まずは、こちらが楽しむつもりで赤ちゃんと遊んでみましょう!

ポイントは、マザーリーズ、ボディタッチ、アイコンタクト

「遊ぶ」と一口に言ってもどんな遊びがいいのでしょう。赤ちゃんと遊ぶ時は、3つのポイントを気にしてみてください。

マザーリーズ

聴覚は、五感の中でも胎内でしっかり育つ感覚の一つ。特に、お腹の中から聞こえていたお父さん・お母さんの声は赤ちゃんにとっては安心につながる音です。赤ちゃんを前にするとつい出てしまう、少し高めの抑揚が強調された声は「マザーリーズ」と呼ばれ、赤ちゃんにとって心地よい・聞き取りやすい声です。積極的な声かけは、赤ちゃんの言語発達にも繋がります。

ボディタッチ

触覚も早くから発達しています。赤ちゃんが興味を持ったものを触ったり舐めたりするのは、触れることで物の性質をしっかり確かめるため。大人になると意識しにくくなりますが、触覚は赤ちゃんにとって、他の五感と同じように大切な感覚です。また、ボディタッチにより、する方もされる方も幸せを感じるホルモン「オキシトシン」を増大するとも言われています。積極的なボディタッチは親子の関係性を強め、その後の成長にプラスの効果をもたらしてくれます。

アイコンタクト

ねんねの時期の赤ちゃんの視力はまだ完成していませんが、いろんな刺激を受けて少しずつ発達していきます。人の顔は中でも早い段階で認識しており、お父さん・お母さんの気持ちや共感などをアイコンタクトで伝え関係性を育むことで、親との愛着形成が育まれます。

すぐできる!ねんねの赤ちゃんにぴったりのオススメ遊び4つ

それでは、実際におすすめの遊びを4つ見ていきましょう。

定番だけど楽しい!「いないいないばあ」

「いないいないばあ」を楽しめるようになる頃になると「隠れている」という状態を認識できて、「ばあ!」と顔を覗かせると喜んでくれるようになります。ただ、それ以前も顔の存在には気づいているので、顔を覗きこんでアイコンタクトを取ってあげることは、赤ちゃんの安心感に繋がりますよ。月齢ごとに反応が変わっていくのも観察すると面白い。「いないいないばあ!」「〇〇ちゃーん!」など、声かけも忘れずに!

ボディタッチが幸せ倍増!ふれあい遊び歌を楽しもう

ふれあい遊び歌、と言われてもピンとこないかもしれませんが、小さな頃に「いっぽんばしこちょこちょ」の遊びをしたことがあるという方は多いはず。歌と動作が一緒になったふれあい遊び歌は、聴覚・触覚両方を刺激できます。何より、赤ちゃんとのボディタッチは、大人が楽しくて幸せな気分になります!インターネットで「ぞうきんの歌」「キュウリができた」などを調べてみると、動画サービスから見つけることが出来るので、ぜひ探してやってみてくださいね。

まだ早い?ねんねでも嬉しい絵本の時間

よく「絵本は何カ月くらいから読んだらいい?」という質問を受けますが、0カ月から楽しむことができます。というのも、この時期の絵本の醍醐味は読んでくれる人の声だからです。たくさん絵本を読めば、たくさんお父さん・お母さんの声が聞こえて、赤ちゃんはとってもハッピーに。ほかにも、ページをめくる様子や絵本の紙の感触など、ストーリーや絵の展開などはまだまだ理解できませんが、楽しめる要素はたくさんあります。「全然見てないじゃないか〜!」と思うかもしれませんが、この時期は、絵本を「お話」と捉えずに、遊びの一つのツールとして取り入れてみてくださいね。

「歌」を日常に取り入れよう

わらべ歌、童謡などで検索すると、今は子ども向け番組や動画・音楽サービスでもいろんな歌が流れてきますが、やっぱりお父さん・お母さんの歌声が、赤ちゃんにとっては嬉しいもの。ちょっと音程が外れても、鼻歌でも、懐メロでも!寝かしつけはもちろん、オムツ替えや授乳など、日常のちょっとした瞬間に歌ってみましょう。ぐずっている時、歌で泣き止んだりすることもありますよ。

ねんねの時期は、動きもまだまだ未熟でコミュニケーションも取りづらいですが、身体的にも精神的にも、成長著しい時期です。この時期に優しい刺激をたくさん受けておくことが、その後の発達につながっていきます。とは言っても、お世話がとっても大変な時期。まずは毎日のお世話を中心に、休息をたくさんとりながら、遊びで気分転換してみてくださいね!

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