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離乳食の卵はなんで卵黄から? 半熟はいつ? 最新情報

食物アレルギーの原因になりやすいことで知られている卵。アレルギー発症のリスクがなければ、離乳初期(5~6カ月ごろ)に、米がゆや野菜などに慣れてから、少量から食べさせるのが基本。ただ、そうは言っても「初めはゆで卵からじゃないとダメ?」「半熟卵っていつからOK?」など、小さな疑問や不安がつきもの。そこで、愛育病院の管理栄養士である高橋嘉名芽先生に詳しく聞きました。

関連:アトピー性皮膚炎がある赤ちゃんの、卵スタートの考え方が180度変わります!

離乳食で初めて卵を食べさせるときに、気になること

Q1
離乳食で初めて食べさせる卵は、どうして卵黄からなの?

A
アレルギーの原因となるアレルゲンの多くが、卵白に含まれているからです

卵のアレルゲンのほとんどは卵白に含まれているため、離乳食で卵を食べさせるときは、卵黄からが鉄則。かたゆでにしたゆで卵の中心部分を、少量、食べさせます。かたゆでにするのは食中毒予防の意味もありますが、長時間加熱することでアレルゲンを抑えられるという意図があります。

Q2
目玉焼きの卵黄からでもいいの?

A
目玉焼きは、加熱が不十分なことも。ゆで卵からあげてください

目玉焼きは、卵黄を十分に加熱させるのが難しいもの。また、アレルゲンが多く含まれる卵白の成分が、卵黄の表面に残ってしまうこともあります。卵アレルギーの発症リスクを考えると、まずはかたゆでにしたゆで卵の卵黄を乳食用スプーン1さじ(心配なら、耳かき1さじ)からスタートするのが基本。徐々に量を増やし、卵黄1個分が食べられるようになったら、離乳中期(7~8カ月ごろ)には卵白も少量食べさせてみて。そのころには、しっかり加熱した目玉焼きや薄焼き卵などのメニューに挑戦してみてもいいでしょう。

Q3
毎日、卵を食べさせてもいいの?

A
少量ずつなら毎日でもOKです

食物アレルギーの発症リスクを回避するために大切なのが、「少量ずつあげる」ということ。急に量を増やさなければ、食べさせる日が続くのは問題ないでしょう。ただし、冷蔵庫で保存したゆで卵などを翌日に食べさせるのはNG。ゆで卵は、時間を置くと卵白のアレルゲンが卵黄に浸透してしまいます。必ず新しく作り直して食べさせてください。

離乳食の卵の調理法や進め方で、気になること

Q4
離乳食で、卵の調理は電子レンジ加熱を利用してもOK?

A
OKですが、火の通り具合の確認は必ずしましょう

電子レンジ加熱をしても構いませんが、機種などにより、火の通りが一定でないこともあります。電子レンジで調理をする場合には必ず一度取り出してかき混ぜ、再加熱をするという2度加熱をしましょう。食べさせる前にも、十分加熱されているか確認をしてください。

Q5
半熟や生卵はいつから食べさせてもいいの?

A
半熟は2才ごろから。ただし、食中毒のリスクもあり、おすすめはできません

加熱することでアレルゲンが抑えられるため、半熟や生卵を食べさせるときは注意が必要です。半熟は2才以降、生卵は3才以降にしましょう。ただし、2才以降に食べさせる場合も、食中毒のリスクはあり、体調を確認しながら、少量にとどめるのが基本です。

Q6
今まで食物アレルギーの症状が出なくても、急に出ることがあるの?

A
体調や加熱の具合によって、出ることがあります

かたゆで卵を食べて平気だった子が、初めて半熟卵を食べたときに食物アレルギーを発症することも。加熱具合以外にも、そのときの体調や素材の鮮度によっても、発症する可能性があります。

撮影/野中麻実子 取材・文/ひよこクラブ編集部

関連:離乳食、厚労省のガイド12年ぶり改定。気になるのは卵アレルギー。どうする?

離乳食で卵を食べさせるときは、「十分な加熱」と「少量から」が大切ですね。注意点を守りながら、少しずつステップアップしていってください。

離乳食の卵、食べさせ方を特集

ひよこクラブ5月号 購入はこちら

離乳食の卵の食べさせ方などについては、『ひよこクラブ』2020年5月号でもっと詳しく紹介しています。



■監修/高橋嘉名芽先生
(愛育病院栄養科 科長・管理栄養士・臨床栄養士)
東京都港区の愛育病院にて、妊婦の栄養指導や母子の栄養管理、食物アレルギーの相談などを担当。

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