運動不足の解消におすすめのエクササイズは、誰でも知っているアレ!

今回のテーマは「運動不足の解消法」です。
口コミサイト「ウィメンズパーク」のママたちの投稿から、みんなの声を紹介します。
また、アスリートのボディケアやトレーニング指導を行う濱崎元太さんにアドバイスをもらいました。
年齢はそれぞれ。先輩ママのアドバイス
外出自粛や学校の長期休校など、なかなか定期的に運動できないことが続くと運動不足が心配になりますね。家族でどんなふうに過ごしているのか、教えてもらいましょう。
体育の時間と称してランニング!
「小学生の子どもがいます。家にずっといなければいけない間も、朝はなるべくいつも通りに子どもを起こしています。日中は学校と同じように時間割を作って、プリントや復習ドリルをやるようにしています。昼前の4時間目は体育にしてランニング。委員も決めていて、下の子を給食委員に任命し、昼食の配膳をさせています」
100均で買った家で動けるグッズを活用
「中2の息子と小5の娘、いろいろやっていますよー。久しぶりに100均でラケットと柔らかいボールのおもちゃを買ってきたら、運動不足だったのか、かなりハマって遊んでます。こんな年代になっても選ぶとは思わなかったです。あとは、やはり100均の都道府県カルタや日本史カルタをやらせたり、料理をやらせたり…。2人で仲良くYouTubeの『ビリー・ザ・ブートキャンプ』のトレーニングをやることも」
スポーツ少年団の自主練を淡々と
「うちの小学校高学年男子、週3で練習があり、毎週末試合だったスポーツ少年団と習い事が休みになると、こんなに時間があるのは何年ぶりという生活になります。今は、ためていた漢字練習帳、計算ドリルなどをやったら、あとはスポ少の自主練を30分ほど家の前でやるくらいで、後は家でゴロゴロしています…」
親子で運動! 親は筋肉痛がヤバい
「我が家は小5男子と中2女子。午前中に宿題をやって、午後はゲームかAmazonプライムでアニメを見ています。先日、運動不足解消のために、私と娘、息子で庭でバドミントンやサッカーのパスまわしをやりましたが、めちゃくちゃ筋肉痛になりました、私が」
みんなが知ってる、あの運動が実はいい全身運動に
みなさんの声を聞いてみると、運動不足とはわかっていても、体を動かす習慣を持つのはなかなか難しいようです。今はYouTubeなどでも、様々な運動が紹介されていますが、もっと簡単にできそうなオススメの運動を、多くのアスリートの指導とケアを行う濱崎元太さんにお聞きしました。
「治療院には、いろいろな症状をお持ちの方がいらっしゃいます。治療中に、普段、どのような運動やエクササイズを行っているのかと尋ねてみると、『どんなエクササイズを、どのようにしたらいいのかわからない』という答えが実はとても多いのです。
実は、皆さんは、とても重要で、簡単で、なじみ深いエクササイズを知っています。それはラジオ体操です。あの音楽を聞けば、体が勝手に動くのではないでしょうか。
昔から何気なくやっていたラジオ体操。我々の体にとって重要な動きである、屈曲、伸展、回旋の3軸運動を網羅していることがわかります。ラジオ体操一つ一つの動き、伸びや曲げ、ひねりなどを、痛みの伴わない程度で最大限大きく動かすことにより、たった3分でじんわりと汗ばむほどの全身運動を行うことができます。
子どもの頃のように、お子さんとスタンプラリーを作るなどして、達成感を味わうのもいいかもしれません。現在でも全国で3000万もの人に実施されているラジオ体操。ぜひ、日々の運動不足解消に役立ててみてください。(濱崎元太さん)
70年以上も続けられているラジオ体操は、体全体を動かせるバランスのいい運動なのですね。まずは、ラジオ体操を思い出してみませんか。(文・橋本真理子)
濱崎元太さん
スポーツトレーナー、ケッズ鍼灸接骨院治療院所属。サンシャインコースト大学(オーストラリア)スポーツ科学学科卒。NSCA-CSCS(ストレングス&コンディショニング スペシャリスト)、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師などの資格を持つ。男子バレーボールチーム、陸上長距離実業団チームなど、様々なスポーツのアスリート、ダンサーなど多くの人のボディケア、トレーニング指導を行う。
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。
■おすすめ記事
・学びたい!が盛り上がる年少さん。読み・かき、思いやりどう学ばせる?
更新