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“小児科オンライン”橋本先生に聞く!相談を上手に利用して不安を取り除くには?

病気の赤ん坊の呼び出し元医師女性
※写真はイメージです
grinvalds/gettyimages

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、自治体の子育て支援に関することが相次いで中止になっています。「子育てについて相談したいけれど、相談する機会がない…」と悩んでいるママ・パパも多いのではないでしょうか。こうしたなか、利用者が増えているというサービスがあります。2016年5月にスタートした会員制のオンラインサービス「小児科オンライン」です。スタートの理由や利用法などについて、代表を務める小児科医の橋本直也先生に聞きました。

少ないリソース(資源)で、多くの人に安心を届けたいからスタート

日本では、年間約90万人の赤ちゃんが生まれています。多くの赤ちゃんとママ・パパに、安心した環境で子育てをしてもらいたいという願いから、小児科医が立ち上げたのが「小児科オンライン」です。

1対1の対話式で、小児科医がママの悩みや不安をサポート!

――「小児科オンライン」を始めたきっかけを教えてください。

橋本先生(以下敬称略) 日本には小児科医がいない町や村があります。また忙しかったりして、気になることがあっても小児科を気軽に利用できないママやパパは少なくありません。
こうしたママやパパの不安や悩みに、インターネットを通じて、小児科医として寄り添っていきたいと考えて立ち上げたのが「小児科オンライン」です。
「小児科オンライン」は、診療ではなく医療相談ですが、専門家である現役小児科医が答えるのが特徴。相談は完全予約制で、通常18時~22時に相談対応していますが、新型コロナウイルスの流行を受けて、現在は16時~23時(土曜除く)LINEや電話で対応しています。また、24時間いつでも小児科医へメッセージで相談ができる「いつでも相談」も開設しています。この拡大営業は、経済産業省からの委託事業です。
新型コロナウイルス感染症の流行が全国的に広がってからは、家にこもって他者と話す機会がぐんと減り「子育てのことで相談したい」「ちょっと話を聞いてほしい」と思っても、相談する相手がいない方の利用も増えています。

――夜間の受診に迷ったときは、とくに安心ですよね。

橋本 4年間相談を受けてきて「小児科オンライン」で、至急受診するように伝えるのは100人に1人ぐらいです。夜間の受診に悩んでも、すぐに診てもらえない場合もあるので「至急受診が必要か、必要でないか」を専門家に判断してもらえれば、ママやパパは安心すると思います。オンラインを活用することで、できるだけ少ないリソース(資源)で、多くの人に安心を届けられるというのも「小児科オンライン」のよさです。

――緊急性の判断に関わる相談以外にも、相談は寄せられますか?

橋本 「綿棒浣腸って何回もしていいですか? 癖になるって本当ですか?」「日中小児科で、胃腸炎と診断されたのですが、離乳食はいつから始めていいですか?」といった子育て相談も多く寄せられます。気になったことは、ママ1人で悩まずに気軽に相談して欲しいですね。

――新型コロナウイルスの影響で、ママからの相談に変化はありましたか?

橋本 こうした状況なので「せきをしますが、新型コロナウイルスの心配はないでしょうか?」「新型コロナウイルスの影響で、乳幼児健診が延期になってしまったのですが、発達が気になって…」などの相談を受けることもあります。

――乳幼児健診が延期になってしまい、心配しているママ・パパたちが多いということでしょうか。

橋本 発育・発達の気がかりは、相談時に動画を見せてもらうとある程度は「小児科オンライン」でも確認することはできます。現在、自治体によっては集団で実施する乳幼児健診が延期となっている場合があります。その場合、個別で受けられるならば、個別での健診受診をおすすめしています。
また予防接種に関しても同様です。集団接種は延期になっている可能性が高いですが、個別接種に関して、新型コロナウイルス流行下だからといって延期する必要はありません。感染症は、新型コロナウイルスだけではありません。きちんと予防接種を受けることで、はしかや細菌性髄膜炎などの重症化の危険のある感染症を防ぐことができます。できる限りスケジュールに沿って、小児科で接種することが必要です。

写真や動画で症状がわかるのは、オンラインのメリット!

初めて小児科医と、オンラインでやりとりする場合、不安を感じるママやパパもいるのではないでしょうか。それでも「小児科オンライン」の場合「相談のメリットは大きい」と、橋本先生は言います。

動画や写真を送ってもらうと、至急受診が必要かの判断の助けになります

――「小児科オンライン」を上手に活用するにはどうしたらいいでしょうか?

橋本 まずは予約のとき「相談したいこと」の欄に、相談内容をわかりやすく具体的に書いてください。
また気になる症状は、動画や写真を撮っておいて見せてください。たとえば呼吸が苦しそうなときは、動画で胸の動きや呼吸の状態を送ってもらうと、至急受診が必要かの判断の助けになります。うんちの色や下痢の状態、湿疹などの肌トラブルが心配なときも動画や写真で送ったもらったほうがわかりやすいです。

――オンラインのやりとりだと「途中で赤ちゃんが泣いて、先生の声が聞こえなくなったらどうしよう…」など心配する方もいるようですが…。

橋本 そういう場合はLINEのチャットに切り替えて、やりとりすることも可能です。対応に当たるのは全員小児科医なので、赤ちゃんが泣くことには慣れていますし、臨機応変に対応するので、心配せずに相談して大丈夫です。


■肌トラブルなどは、写真を添付すれば
より具体的な回答が得られます。

取材・文/麻生珠恵、ひよこクラブ編集部

子どもの具合が急に悪くなったときや子育てに悩んだとき、SNSで答えを探すママやパパもいますが、注意して欲しいのが誤った情報をう呑みにしないこと。小児科の医師たちも注意を呼びかけています。こんな状況だからこそ、正しい情報を得られる「小児科オンライン」の利用を考えてもいいかも知れませんね。誰でも利用できる無料相談は、2020年6月26日までの期間限定です。産婦人科医や助産師が、妊娠中から産後の悩みに答えてくれる「産婦人科オンライン」も、無料相談受付中です。無料利用の合言葉は「てをあらおう」です。

「小児科オンライン」「産婦人科オンライン」

お話/橋本直也先生
(小児科医・小児科オンライン代表)

日本大学医学部卒業後、国立成育医療研究センターにて小児科研修などを経て、東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻修士課程修了。都内小児科クリニック勤務。株式会社Kids Public代表取締役。

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