休園・休校で初めて気づいた! わが子・夫の「ここがすごい!」自慢大会!
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、子どもは突然休園・休校。大人は時差出勤やテレワーク推奨へ。「ええっ!ウソ!」「どうしよう!」ととまどいながらも、おうち時間を家族でなるべく楽しく過ごそうと、工夫をこらした人も多いのではないでしょうか。
今回は、休園・休校中に気づいた子どもや夫の「ここがすごい!」と感じたママたちの場面について、前向きでナイスな回答を子育てアドバイザーの長島ともこさんに一部紹介してもらいました。
休園・休校で初めて気づいた! わが子の「ここがすごい!」
まずは、わが子の「ここがすごい!」の声から。
「突然休園になり、暇をもてあましていた息子。前から興味を抱いていたプログラミング教室がオンラインで無料体験できることを知り、親子で一緒に始めてみたら、どはまり! 私より早く操作の仕方を覚え、気づいたら息子は画面上で楽しげに恐竜を動かしていました。親バカかもしれませんが『この子、天才かも!?』と思いました(笑)。今ではそのプログラミング教室に入会し、レッスンを楽しんでいます。」(6歳の男の子のママ)
「子どもと1日家で過ごすことになり、これを機会に少しずつお手伝いをお願いすることに。娘がいちばん興味を示したのが洗濯ものをたたむこと。毎日教えるうちに、どんどん上手になりました。休園で時間があったので、あわてずゆったり教えてあげたのが良かったようです。家族全員分の洗濯ものをきれいにたたんでくれるようになり、とても助かっています!」(5歳の女の子・1歳の男の子のママ)
「3度の食事づくりが面倒なので、子どもたちと一緒にホットプレートで焼きそばやお好み焼き、たこ焼き機を購入してたこ焼きやベビーカステラを作っていました。ある時、上の娘が『一人でベビーカステラを作りたい』と言い出し、見守りながら一人でやらせてみました。ホットケーキミックスをまぜるところから焼き上げるまで全部やりとげたときの、娘の嬉しそうな顔! 焼き加減も完璧で、たくさんほめてあげました。この休園で、間違いなく料理の腕が上達したと思います」(5歳の女の子・3歳の女の子のママ)
「同居しているおじいちゃんに、休園期間に将棋を教えてもらいました。おじいちゃんの教え方が良かったのか、ルールもすぐに覚え、実戦もできるように。将棋を覚えてからは、我慢強くなったような気がします。休園で将棋とじっくり向き合うことができ、息子は大きく成長できたと思います!」(4歳の男の子のママ)
「園の課外教室で、サッカーを習っている息子。突然休園になり練習がなくなってしまったのですが、在宅勤務になったサッカー好きのパパが、毎日庭でミニパスやリフティングを教えてました。そのせいか、リフティングが30回もできるように! 『将来はサッカー選手になる!』とはりきっています」(5歳の男の子・2歳の女の子のママ)
休園・休校ではじめて気づいた! 夫の「ここがすごい!」
続いて、夫の「ここがすごい!」の声を紹介します。
「共働きで、私は病院勤務のため在宅というわけにはいかず、テレワークの夫に家事をお願いすることに。最初の頃、慣れない料理にとまどっていましたが、少しずつ段取りを覚えてきたようで『料理って楽しいね』と言うように。ネットでレシピをみながらハンバーグや餃子を作ってくれるようになり、子どもたちも大喜び! 夫の意外な一面を発見でき、ほれ直しちゃいました!」(7歳の男の子、5歳の女の子のママ)
「休校で、学校からは大量のプリントが渡されました。親がそばについて教えてあげないといけないのですが、つい『なんでこんなに簡単な問題ができないの?』などと小言を言ってしまい、子どもとケンカになってしまいます。そこで先生役を、仕事の合間の夫に託したら、教え方がすごく上手でびっくり! 間違えても叱らず、子どもができるようになるまでやさしく誘導してくれる姿に感動しました。」(6歳の男の子のママ)
「在宅勤務になった夫が、『みんな運動不足になるといけないから、毎朝家族みんなでラジオ体操しない?』と提案してきました。最初は『はぁ?』と思ったのですが、やってみると意外と気持ちがいい! 子どもも、家族皆で体操できるのが嬉しいのか、毎日飽きずに楽しく続いています。以来、家族の朝習慣として定着しました。夫よ、ありがとう!」(5歳の女の子のママ)
突然の休園・休校。大変だったけど、楽しいことや新しい発見も多かった!
突然の休園・休校。どの家庭も、あたふたしながら家で過ごす子どもを見守り、仕事をし、ごはんを作り、お風呂に入れ、子どもが寝てからまた仕事…といった、まるでジェットコースターのような日々を過ごしたのではないでしょうか。
時にはイライラを子どもにぶつけてしまったり、ちょっとしたことで夫婦ゲンカになってしまったりすることもあったと思います。(私もそうです)
緊急事態宣言が解除され、分散登園・投稿が始まりましたが“いつも通りの生活”まではしばらく時間がかかりそうですね。
先が見えない世の中ですが、それでも明日はやってきます。
・ 今日1日、家族が元気に暮らせたこと
・ 家族いっしょにごはんが食べられたこと
そして何よりも、「今、生きていること」に感謝し、共に暮らす家族の「良い面」に目を向けながら歩いていきましょう。
コロナ禍による休園・休校は、私たちの暮らしに大きな変化をもたらしました。子どもが大好きなレジャーや遠出の時間はなくなってしまいましたが、ちょっとした工夫やアイデアでおうち時間を楽しみ、家族の新しい一面を発見できた人も多かったようです。