ツライ…大変…でも、笑って乗り越えたい!介護あるある

●6月5日は「ろうごの日」
「ろう(6)」「ご(5)」(老後)の語呂合わせから6月5日は「ろうごの日」。
今現在の若者にも、いずれやってくる老後。
超高齢社会の中で高齢者も若者も何を考え、何をなすべきなのかについてみんなで考え、共に支え、社会を発展させるための行動を起こそうと、兵庫県の戸市老人福祉施設連盟が制定しました。
どうせなら、笑って乗り越えたい!
政府の調査によると、2060年ごろには、全人口の60%が65歳以上の老人になると推定されています。
あと約40年後には、5人に1人が老人に…ちょうど子どもたちが親たちを支え、時には介護の負担もかかってくる頃です。
まさに今、親の介護をしているママたちも多いことでしょう。
介護は決して楽で楽しいものではありませんが、だからこそ介護の苦労を笑い飛ばして、また明日の介護を頑張りましょう。
口コミサイト『ウィメンズパーク』から、介護士さんからみた介護あるあるを紹介します。
「死んだ嫁と間違えられる」
「毎日が初めまして」
「昼を過ぎると『暗くなる前に帰るわ!家族が心配するでな』と大荷物を抱えて部屋から出てくる。それを見て『私もそろそろ行こかな』と、あちこちでソワソワしだす」
「誰もいない部屋でひたすら誰かとお喋り」
「部屋に入ると私には見えないお友達を紹介してくれるが、背中にナイフの刺さったお兄さんだったり、頭から血を流した小さい女の子だったりで紹介されたことを猛烈に後悔する」
「利用者様の車椅子にはねられ青あざだらけ」
「外部の人が慈善で歌を歌いにきてくれるとき『職員さんも一曲歌って! 踊って!』と巻き込み事故に遭うので、職員全員ビクビクする」
「真夜中に徘徊し、ナースステーションで『兵隊さんを連れてきたから飯を食べさせてやって』と、言われる」
「入浴拒否のおばあちゃん。お気に入りの男性介護士が介助する時だけはニコニコして『あ~、きもちい~』と女の部分がもれまくり!」
「介護士は、女優です。孫になり、娘になり、妻になり…。辛いこともたくさんありますが、憎めないし、可愛いんです」
介護士さん、本当に頭が下がります。
「介護って煮詰まることも多いけれど、こうやってエピソードをいいあって介護者同士が笑いあって(馬鹿にするわけではなく)明るく介護できたら少しは気が楽になるものです」
親の介護が必要になってきたとき、こういって笑いながらも介護と向き合えたらいいですね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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