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お出かけ時、赤ちゃん・子どもに虫よけ剤はマスト 場合によっては生後6カ月未満でも・専門医

顔に赤い斑点を持つ少女
parinyabinsuk/gettyimages

「実はこわい虫刺され。赤ちゃん・子どもを守るには?」連載の第2回目は、上手な虫よけ剤の選び方・使い方を、神奈川県立こども医療センター・皮膚科部長の馬場直子先生に教えてもらいました。また低月齢でも使える虫よけ剤についてメーカー担当者に聞きました。

外に行くときは虫よけ剤を! 庭での水遊びのときも、虫刺されに注意

蚊に刺されないためにはレジャーや公園に行くときはもちろん、ベランダや庭で水遊びなどをするときも虫よけ剤は使ったほうが安心です。しかし虫よけ剤によっては、6カ月からと表示されているのをご存じですか。低月齢の赤ちゃんは、どうしたらいいのでしょうか。

馬場先生に聞いたところ「低月齢だと、お散歩も長時間ではないでしょうから、通気性・吸水性がいい素材の長袖、長ズボンはかせたり、靴下を履かせたりして肌の露出をできるだけ控えて対策をしてください。ベビーカーのときはブランケットを使うのもいいでしょう。もし上の子と一緒に公園に行くときなどは、念のため低月齢の赤ちゃんにも虫よけ剤を使ったほうが安心です。ただし乳児湿疹(しっしん)などの肌トラブルがある部位には使わないでください。肌トラブルが悪化しやすくなります」という答えが。

では、低月齢の赤ちゃんにはどんな虫よけ剤を選ぶといいのでしょうか。ママやパパの中には、オーガニックの虫よけ剤を選ぶ場合もあると思いますが、馬場先生によると「オーガニックの虫よけ剤は、持続性や効果は低い」と言います。

外に行くときは、低月齢でも念のため虫よけ剤を!

6カ月未満でも使用できる虫よけ剤として、ここ近年注目を集めているのが、イカリジン配合の虫よけ剤で、さまざまなメーカーから発売されています。その中の1社、バルサンの発売元レック株式会社に、イカリジンについて聞いてみました。

「イカリジンはドイツの医薬品メーカー バイエル社が開発したもので、イカリジンを配合した虫よけ剤は、1998年にベルギーで発売されたのが最初です。今ではドイツ、イギリス、アメリカ、カナダなど54カ国以上で承認を受けて、さまざまな商品が発売されています」(レック株式会社主幹技術員 亀澤達也さん)

日本でも2015年に承認を受けたイカリジン。現在では、最大濃度である15%を配合した虫よけ剤が発売されています。イカリジンを配合した虫よけ剤のいちばんの特徴は、高い安全性。そのため6カ月未満のベビ―用としても注目されています。
「イカリジンの安全性は、世界保健機構(WHO)、米国疾病予防管理センター(CDC)、カナダ小児学会なども推奨していますし、安全基準が厳しいヨーロッパのBPR(殺生物性製品規則)にも合格しています」(亀澤さん)

皮膚科医が教える! 虫よけ剤を使うとき注意したい4つのポイント

虫よけ剤を使うとき、乳幼児の場合は気をつけてほしい点が! 馬場先生に注意点を聞きました。

Point1 初めて使う虫よけ剤は、肌に合うか確認する
初めて使う虫よけ剤は、腕の内側に少量つけて1日様子を見ましょう。かぶれたりしなければ使って大丈夫!

Point2 ①保湿剤、②日焼け止め、③虫よけ剤の順に塗る
日焼け止めと虫よけ剤を併用するときは①保湿剤、②日焼け止め、③虫よけ剤の順に塗りましょう。ただし湿疹などの肌トラブルがある場合は、日焼け止めや虫よけ剤は使わないこと。

Point3 スプレータイプの虫よけ剤は、直接、吹きつけない
子どもに直接スプレーすると、目の粘膜に入ってしみたり、口や鼻に入ってせき込んだりする恐れがあるので、ママやパパの手のひらに虫よけ剤を吹きかけてから、子どもの腕などに塗って。ママやパパの手が汚れているときは、清潔なハンカチやタオルなどに虫よけ剤を含ませて塗ってあげましょう。

Point4 手などなめる部位には塗らない
よく手などをなめる子は、なめる部位には虫よけ剤は塗らないで! 万一、なめた場合はうがいをさせたり、口まわりから唇の内側までぬらしたガーゼでふきとったりしてください。虫よけ剤を塗った手で目をこすったときは、シャワーなどの流水ですぐに目を洗いましょう。


お話・監修/馬場直子先生 取材・文/麻生珠恵、ひよこクラブ編集部

虫よけ剤は「ベビー用と表示されていれば大丈夫!」と考えるママやパパもいますが、馬場先生は「虫よけ剤は薬剤です。公園に行くたび塗るなど使う頻度が高い子もいるので、必ず使用月齢や使用回数は守ってください」と言います。


馬場直子先生(ばばなおこ)
Profile
神奈川県立こども医療センター・皮膚科部長 滋賀医科大学医学部卒業後、横浜市立大学医学部附属病院皮膚科講師を経て、現職。日本皮膚科学会、日本小児皮膚科学会会員。とくに血管腫、母斑をはじめとする先天性皮膚疾患およびアトピー性皮膚炎を専門とする。

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