これはセーフ? おさがり学用品事情
子どもが兄弟、姉妹だと気になるのが、学校でのおさがり用品。
上の子のときに買ったけど、下の子に使わせてもいい? どういうものなら使わせても大丈夫? など、なかなかボーダーラインが分からないもの。
ほかのママたちはどのようにしているのでしょうか。口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちの声を紹介します。
体操服はサイズとデザインが合えば
「1年でサイズアウトしてしまい、まだきれいな状態だったのでおさがりにしていました。水着も性別が一緒ならおさがりです」
「中学校のジャージは、おさがりにしようと思っていたのですが、まさかのモデルチェンジで、おさがりが使えず。旧モデルのものでもOKなんですが、下級生の我が子だけ、一人ポツンと旧ジャージというのは、さすがにかわいそうで、新しく購入しました」
ーーー成長期はどんどんサイズアウトしてしまうので、綺麗な状態で使わなくなってしまいがち。ということで下の子におさがりで使ってもらうことが多いようです。ただ、問題はデザインの変更。また、学年によってカラーが違うなどという場合は使われなかったようです。
鍵盤ハーモニカ、リコーダーは意見が分かれるところ?
「アルトリコーダーは使う時期はごく短期間、その割に値段は高い……ので、実家に眠っていたのを帰省の際に持って帰って来て使わせました」
「リコーダーは衛生的におさがりは嫌です。銀盤ハーモニカは男の子はケースが水色、女の子がピンクだったので口部分を変える前提で同性ならお下がりにしました」
「年の差姉妹ですが鍵盤ハーモニカ、リコーダーは2つずつあります。長女が購入したの水色の鍵盤ハーモニカは次女は嫌だと言ったので、ピンクを購入。リコーダーも次女が自分の名前入りが欲しいと言ったので購入しました。長女の分は家での練習用です」
ーーー衛生面の問題でリコーダーは意見が分かれるところ。鍵盤ハーモニカは吹き口は変えられるのでおさがりが多いようです。
使う機会が少なかったものはおさがりにしがち
「彫刻刀は授業で少し使うだけなので、おさがりでした。最初からそのつもりだったので、上の子の彫刻刀を購入するとき、下の子にも一緒に選ばせました」
「習字セットは筆は名前が刻印されているので、筆以外はお下がりにします」
「小さいものだと計算カード(算数セット)は、1枚1枚名前を書くととても面倒な作業だったのでお下がりみこして名字だけ書いていました」
ーーー使う機会が少なく、中学に上がっても使うことがない算数セットはおさがりで使うことが多いようです。ただ、ほかの子とデザインが違ってしまうとかわいそうなので……という理由で新しく買う場合もあるようです。
将来的に使うものはひとりひとつ
「国語辞典は兄弟それぞれ1冊ずつ持ってます。改版が違うしよく使うものなので。滅多に使わない漢字辞典は1冊ですが」
「裁縫箱はひとりひとつ買っています。使う頻度は少ないですが、将来ひとり暮らししたときに持たせてあげることができるので」
年が近いと使う時期がかぶることが多いので、それぞれの子ども用に買ってあげることが増えるようです。
中には、おさがりにするかどうか子ども本人に確認して、おさがりでOKの場合は浮いた分おこずかいをあげる、なんて場合も!
どちらにしても、子どもの意見を尊重してあげられるのは素敵なことですね。
(文・ふくだりょうこ)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。