小学校で重要な「自ら学ぶ力」を養うには、4、5歳のでの生活が大切

小学校に入学すると、読み書き、計算の力だけでなく“自分から学ぶ力”も重視されます。“自分から学ぶ力”には、粘り強く頑張る、行動・感情をコントロールする、協調性などが必要で、実は年中さんから“自分から学ぶ力”のベースは作れます。就学後を見据えて、今から“自分から学ぶ力”をつけてあげませんか。
コロナ禍のオンライン授業では「授業に集中しない!」「1人で学べない!」と悩んだママも
新型コロナウイルスの流行で、小学校が長期休校になったとき、一部の小学校ではオンライン授業が導入されました。
勉強のやり方も変わりオンライン授業が増えるのではないかとも予測されています。しかし小学校低学年の子をもつ先輩ママたちからは、次のような声も聞かれます。
●うちは小学1年、3年の子がいますが、低学年のオンライン授業は、わからないところをサポートしてあげるなど親が見てあげないと進まなくて…。私も仕事をしているので、在宅勤務以外の日は「どうしよう?」と悩んでいます。
●うちの子は1年生ですが、4月からオンライン授業が始まりました。先生と直接、やりとりするオンライン授業ならいいのですが、うちの子が通う学校は動画配信のみ。途中で飽きてしまって、授業を聞いてないときもありました。
ママたちの体験談にもありますが、オンライン授業での課題の1つに上がったのが“子どもが主体的に学ぶ力”です。
“子どもが主体的に学ぶ力”と言うと、「小学校高学年ぐらいにならないと無理なのでは?」と思うママやパパもいるかも知れませんが、実は年中さんからベース作りはできます。
かかわり方を少し見直すだけで、自分から学ぶ力の基礎は作れます!
年中さんになると「飛行機ってなんで飛ぶの?」など、ママやパパが答えに困るような質問をすることも! しかし、それは自分の考えや興味が広がっている証し。また年中さんは「昆虫が大好き!」「電車に詳しい!」など、自分らしさが出てくる時期でもあります。
年中さんになって、こうした様子が見られたら、実は学ぶ力の伸ばしどき! 次のかかわり方を意識してみましょう。
【Point1】子どもの意欲を尊重する
子どもが興味をもったり、「やりたい!」と言うことは、危険でない限りはチャレンジさせましょう。年中さんは、好きなことや興味があることだと、自分からどんどんやっていく力があります。“自分でやり抜く”経験が、自信につながります。
【Point2】自分で考えて表現することを促す
学ぶ力を伸ばすのに大切なのが、自分で考えて表現する力です。ベネッセ教育総合研究所調べの「幼児期から小学1年生の家庭教育調査」*によると、言葉の力がついている子は、自主的に学ぶ力も高いことがわかっています。
そのため子どもの考えを受け入れながら「どうして、そう思うの?」と優しく聞いてあげて。こうした繰り返しが、自信をもって自分の考えを表現する力となります。
*「幼児期から小学校入学期までの子どもの学びの様子と親のかかわり」について2012年~2015年まで年少児から小学1年生まで継続して調査した結果。対象544人。
“自分で学んでいく力”が伸びる、年中さんの学びのコツとは?
「子どもの意欲を尊重する」「自分で考えて表現することを促す」というと難しく考えるママやパパもいるかも知れませんが、ひらがななどの学びでも取り入れることができます。
<こどもちゃれんじすてっぷ>の教材は、自分で学んでいく力を伸ばすために
①子どものやりたい気持ちを引き出す、
②きっかけを作って、自分の気持ちや考えを表現する工夫がいっぱい!
たとえば、ひらがなはゲーム感覚で「ハネ」を練習したりすることで、字形のおもしろさに気づき「自分で書いてみたい!」という意欲を刺激。エデュトイ「ひらがななぞりん」を使いながら、音や光に合わせて楽しくなぞるうちに、正しくひらがなが書けるようになります。
また慣れてきたら、書いた文字が光る新教材「ぴかっと★メッセンジャー」で、ママやパパに「ありがとう」などのメッセージを送ったり、ママやパパとのやりとりを楽しんだりしましょう。相手に伝わる喜びがやる気につながり、「もっと自分の気持ちや考えを伝えたい!」という意欲が高まります。
また専用カードを使って、11月号では、自分のことを話して伝える「自己紹介」や12月号では相手の質問を理解して答える「インタビュー」で、聞いて、話す力も伸ばしていきます。
さらに詳しい情報は<こどもちゃれんじすてっぷ>をチェックしてみて。
自分で学んでいく力がどんどん伸びる<こどもちゃれんじすてっぷ>秋の特大号を受付中です。
年中さんは、自分が好きなことや興味があることだと、どんどんやり抜く力があります。しかし「その力が学びに向かってくれなくて…」と悩んでいるママやパパもいるのではないでしょうか。年中さんは、好奇心旺盛! 興味がわく環境さえあれば、年中さんの意欲は学びに向きやすくなります。<こどもちゃれんじすてっぷ>で、自分で学ぶことの楽しさを体験させてみませんか。
取材・文/麻生珠恵
取材協力/こどもちゃれんじ
※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です
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