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汚い家の人は必見!元ズボラな片付けの達人の、考え方が変わる「捨てルール」5

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家のキッチンビンにリサイクルを選別する少年
monkeybusinessimages/gettyimages

モノの整理と聞くと、ただ「モノを捨ればいい」と思っていませんか?間違いではありませんが、実はモノを処分する行為の前に、大事な行動があるのです。今回はその簡単な心がけと「我が家のちょい癖ルール」について、整理収納アドバイザーの岩佐弥生さんに聞きました。

岩佐弥生
整理収納アドバイザー
仕事と家庭を両立中の一児の母。ショールームの収納コーディネート、講師業、企業の収納コンサルタント等幅広く活躍。お片づけが好きになる!「収納用品」も販売している。元ズボラ出身で、近々、片づけ本が出版予定。
「愛され収納。整理収納コンサルタント岩佐弥生」

モノは「滞留」させない!

滞留とは「物事が順調に進まない」こと。家の中の滞留しているモノといえばズバリ!使っていないモノです!
たくさんの滞留しているモノのなかで暮らしていると物事が順調に進まず、自分自身にも影響していくものです。よく「何かを手放せば、新しいチャンスがやってくる」と言いますが、モノも同じ。停滞中のモノを手放せば風通しがよくなり暮らしは進展していきます。

モノを滞留に導く「3大ワード」とは?

とはいえ整理が苦手な人は、無意識にモノを滞留に導いてしまう、とある気持ちが働いてしまうのではないでしょうか。それは「もったいない」「まだ使えるかも?」「いつか使うかも?」という捨てられない気持ちの3大ワードです。

そう感じてしまうのは、実は十分にモノを使っていないからなのです。整理の判断目安は一年に一度使っているかどうかですが、そもそもモノを使っていないため、捨てたくない!の気持ちが生まれてしまうのです。
「素敵すぎて使うのがもったいない」も同じ。いざ使おうとしたときには消費期限が過ぎていたりして、使えなくなっている場合もあります。使える旬の時期を逃して捨てる結果になる方が、本当は何倍ももったいないことです。
引き出物などでいただいた素敵なタオルや食器など、来客用にと何年間も眠らせているものはありませんか?思い切って自分のために普段使いを格上げしてみてください。素敵なモノに囲まれた暮らしは、気分が良いものですよ。

「思い出」のモノは?

捨てにくいものの代表といえば、子どもの作品や手紙といった思い出のもの。無理にすべて捨てるのではなく、厳選して残しましょう。そしてせっかく残すのなら保管箱でずっと眠らせておくよりも、飾ったりリメイクしたりミニチュア化したりと、思い出がもっと素敵になるよう活かしてあげるのがおすすめ。ウェディングドレスやランドセルをミニチュア化できるサービスなどもあります。

整理の考えが変わる!我が家の「ちょい癖」ルール

ここからは、元ズボラ出身の私が日から心がけている「ちょい癖ルール」をご紹介します。

1.ボールペンは最後まで使い切る

出先で必要になった、可愛いものを見つけた…など、今あるボールペンを最後まで使い切らずに新しいペンを買ってしまうという人も多いはずです。ぜひ、一本を最後まで使い切ってみてください。インクが出なくなったときの達成感は気持ちの良いものです。一本使い切らないと次のペンを購入しないというルールにすれば、厳選してペンを選ぶようにもなります。まさに「量より質」。これが身につけば、化粧品、シャンプーなど、他のモノも最後まで使い切ってから新しいモノを開けて使う癖がつきます。

2.「本当に使うの?」と一瞬問いかける

モノを買うときには、一瞬でいいので「本当に使うのか?」「出番はたくさんありそうか?」と自分に問いかけてみてください。この心がけ一つで家に持ち込まれるモノの量が格段に変わってきますし、厳選してモノを買う目を養うことができるようになります。

3.買い物帰りのモノはすぐ袋から出す!

片づけが苦手な人は、使ったモノを元に戻す(片づけ)タイミングが遅い傾向にあります。「あとで戻せばいい」という気持ちが働きやすいのです。時間が経てば経つほど片づけは面倒になっていくもの。結果「モノを戻さない」現象が起きていきます。買い物から帰ってきたら袋やエコバッグに入れたままにせず、すぐに中のモノを出して片づけるという癖をつけていきます。これができるようになると、日頃の片づけでも「後回し」がなくなっていきますよ。

4.旅行帰りの荷物は「落ち着く前」に片づける

これも片づけるタイミングの行動です。旅行から帰ってきたときは、とにかく疲れていますよね。まずは座ってゆっくりしたいところですが、腰を落ち着かせるその前に、バッグやキャリーの中のモノを一気に片づけてしまいましょう。帰った瞬間の方がまだ体は動きますから、のちのち自分がラクできるというわけです。

5.寝る前にリビング(部屋)を振り返る

夜寝る前、自宅のリビングを振り返ってみてください。ソファに洋服が置かれたまま、テーブルの上には書類や郵便物が積み重なっている、床にはおもちゃが散らかりっぱなし…と部屋を客観的に見ることができます。完璧でなくてもいいので、寝る前に片付けましょう。70%くらい片づいていれば、明日の掃除がラクになります。現状復帰に時間がかかると掃除が面倒になり、塵も積もれば山になる…というわけです。

このルールは(1)から一つずつ順番に進めるのがおすすめ。(1)がしっかり身についてから次に進んでいきましょう。「ちょい癖ルール」を日々の暮らしに取り入れることでたくさんの気づきが生まれ、整理に対する考え方が変わってきますよ。まずは、ボールペンを一本使い切ってみるところから始めてみてください。

「使っている・いない」の判断は大事。でも、自分自身の整理に対する意識を変えていくことが、気持ちよくモノを手放せるようになる成功の秘訣です。ぜひ、「モノは滞留せず、使って循環させること」と、「ちょい癖」ルールを暮らしに取り入れてみてください。

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