最終的にはママもラクに!?子どものお手伝いアイデア

おうち時間が増える中で、子どもにお手伝いをさせるようになったご家庭が増えたようです。お手伝いは、工夫して考えたり、責任感や自主性も育まれ、積極的にやらせたい教育のひとつであるとも言えます。
そんな中、口コミサイト『ウィメンズパーク』に、このようなお悩みがありました。
「息子にお手伝いの宿題が出ました。食器洗いをさせていましたが汚れが落ちていないので、夜中に洗い直したりしています… どんなお手伝いをさせるのがいいでしょうか?」
子どもがまだ小さいうちは、ママの助けになるというより余計に手がかかる面もあり、時に、イライラもします。さて、そのお手伝い。みなさんは、どんなことをさせているでしょうか?
お手伝いはママのがまん大会?
「簡単なタオルをたたむ、というのがお手伝いの定番でした。これなら、多少歪んで畳んでも実害はないし。タオルをいつまでも放置されて、自分で畳んだほうがずっと早いのにと思ってイライラはしたけど…。お手伝いはがまん大会ですね」
実害のないお手伝いでイライラ回避
「イライラするとお互い逆効果になるので親がイライラするお手伝いは避けました。なので、テーブル拭きと味噌汁をよそうのと、仏壇にごはんのお供えはやってもらっています」
「新聞を取ってくる、玄関の靴を揃えるにしました。親にイライラの害がなかったから」
「お手伝いは洗濯です。自動洗剤投下機能があるので、子どもは洗濯物(主に水着やタオル)を入れてスイッチを押すだけ。洗濯機なら洗い残しとか、やり直しがなくて気にならず楽。子どもも満足でウインウイン♪」
ママがイライラしないお手伝いからスタートさせると、うまくいきそう。
完璧でなくても、やったことに意義あり!
「自分でやってくれる子になってくれたら、(私が)どれほど楽か!と言う完全に自己都合及びよこしまな気持ちで、けっこう失敗は気にせず完璧にできる日を待ち続けました。続ければ学ぶし、上達もしていきましたよ」
「小1の息子に食器を下げるお手伝いをさせた時『どこに置けばいいの?』と聞くので、『どこでもいいよ』と。何度も行き来して運び終わり、私が台所に行くと全部床の上に置いてあったんです。確かにどこでもいいとは言ったけど、まさかの床…。まだ、何にもわかってないんだな~と改めて思ったものです」
お手伝い成功のポイントは、年齢に見合ったお手伝いを選び達成感を与えること。完璧を求めずやったことを褒めて達成感を与えること。
急がば回れ!で、楽できる
「子どもたちは大学生ですが、小学生のときからトイレ掃除は子どもの仕事です。手伝ってますというポーズではなく本当に役に立ってもらわないといけないので、掃除が不十分な場合は指摘してやり直しです。汚れが落ちていない時は『こうしたらもっときれいになるよ』と、その都度教えるのは面倒だけど、最終的には自分が楽できるようになりました(笑)」
失敗から学ぶこともある
「食器を運ぶお手伝いでお皿を割った時、叱りたくなるのを堪えつつ、危険性を教え、後片付けまでやらせました。大人になってもお皿を割っちゃうことはあると思うので、役に立つ体験になればよしの授業料かな」
お手伝いは自立のための訓練
「小5になったら、味噌汁とご飯はママ。おかずは兄弟までの分まで作れとミッションを与えました。目玉焼きとかウインナーあぶったりとかでしたが、今ではいろいろ作れるようになっています」
「生活をしていて自分も食べたり汚したりするのだから、母親任せにせずやってほしいですね。それが身に付けば、人任せにしない大人になるんじゃない?」
「お手伝いって親が楽をするためにさせるんじゃないの? そうじゃないならお手伝いなんて言わないで欲しいなあ~。“練習”とか“修行”とか言ってくれれば『しょうがないなあ』と、イライラせずに割り切れる気がしますね」
確かに、子どものお手伝いは、子どもはもちろん根気よく待たないとならないママにとっても修行ですね。ママはお手伝いと思わず、塾やお稽古と同じ家庭でできる無料の習い事と割り切れれば、親子でお手伝いを楽しめるのではないでしょうか?
(文/井上裕紀子)
※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。
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