SHOP

内祝い

  1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 赤ちゃんのお世話
  4. 赤ちゃんのお部屋づくり コロナ対策のコツ、Q&A で解説

赤ちゃんのお部屋づくり コロナ対策のコツ、Q&A で解説

更新

poligonchik/gettyimages

新型コロナウイルスの感染を不安に思う妊婦さんも多いのでは? 新生児を抱え、感染対策としておうちでできることはどのくらいあるのでしょうか? 
Q&A方式で感染症の専門家にお話を聞きました。

Q.1 換気 はどのくらいのタイミング ですべきですか?

A.
1 時間に1~ 2 回を目安にしましょう

換気は1 時間に1 ~ 2 回でOK。2 つ以上の窓を開け、風の通り道をつくります。窓が1 つの場合は、ドアを開けるようにしましょう。秋・冬は、窓を開けると部屋の温度が急激に下がるので、赤ちゃんが寒くないように、掛けものなどを使って、体温調整をしてあげましょう。ただ、夜間はわざわざ起きてまでこまめに換気しなくてもよいです。

Q.2 加湿って感染対策に効果的ですか?

A.
効果的と考えます

新型コロナウイルスは高温・高湿度には弱いという報告があるので、加湿は一定の効果があると考えられます。また、通常、ウイルスは湿度が50~60%で、不活性化する(=感染力を失う)といわれるので、お部屋の加湿は、ぜひ行いましょう。ただ、高すぎる湿度もNG。50%台をめざしましょう。

Q.3 換気や手洗い以外で具体的にできる室内対策 は?

A.
基本の対策で十分ですが、不安な人は専用の対策セットを用意してみてもいいでしょう

基本的には、手洗いと換気で十分。さらに対策したいなら、お世話スペースだけで使う手指用消毒剤とマスクのセットを置いてみては? 赤ちゃんの抱っこ前に手を消毒してマスクをし、離れるときにははずす。こうすると、お世話スペースに外からのウイルスが侵入する可能性を極力減らすことができます。

Q.4 お部屋のドアノブは毎日、アルコール消毒すべきですか?

A.
基本的にふく必要はありません

玄関扉の外側&内側のドアノブは、帰宅時に外から持ち込まれたウイルスが付着する可能性があります。ただ、玄関に手指用消毒剤を置き、帰宅時にはそれを使って、すぐに殺菌すれば、部屋の中にウイルスが持ち込まれる可能性は低くなるので、大丈夫。ほかの家庭内のドアノブも手洗いの習慣が身についていれば消毒する必要はないでしょう。

Q.5 第2波、第3波がきた場合の室内での対策は?

A.
万が一、家族が3 密空間に行ったらその後は濃厚接触をしないような行動をとって

外で仕事をする人がウイルスを持ち込む可能性が高いので、気をつけて。夜の街に接待で行った場合など、3密空間にいたなと感じた場合は「感染しているかもしれない」という自覚をもち、手洗いや消毒はもちろん、1週間ほどは家族と濃厚接触しないようにするなど、自覚をもった行動をしましょう。

これからの季節は乾燥しやすく、ウイルスが活性化しやすい時期なので、きちんと対策のとれたお部屋づくりをめざしましょう。
(文・たまごクラブ編集部)

■参考:『たまごクラブ2020年9月号』「安全でお世話しやすい赤ちゃんのお部屋づくり」
■監修/グローバルヘルスケアクリニック院長 水野泰孝先生

東京慈恵会医科大学大学院修了。東京医科大学准教授、同大学病院感染制御部長などを歴任。2019年6 月より現職。日本感染症学会指導医、日本小児科学会指導医。専門は熱帯感染症、渡航関連疾患、予防接種。

■おすすめ記事
本当に安全な赤ちゃんのおもちゃって?おもちゃを選ぶポイントをチェック!

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング

関連記事

赤ちゃん・育児の人気テーマ

新着記事

ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/

本サイトに掲載されている記事・写真・イラスト等のコンテンツの無断転載を禁じます。