【生後2ヶ月】先天性歯(せんてんせいし)でかまれ、授乳が苦痛【専門家Q&A】

たまひよプレミアムの人気コーナー「専門家Q&A」から「先天性歯(せんてんせいし)でかまれ、授乳が苦痛」というお悩みについての質問に対する専門家の回答をご紹介します。
【質問】先天性歯(せんてんせいし)でかまれ、授乳が苦痛
生後2ヶ月の女の子で、完全母乳です。娘には先天性歯という歯が生えていて、最近はかまれることもあります。
哺乳びんにも慣れさせたいと思って1日1、2回チャレンジしているんですが、乳首が嫌なのかほとんど飲まず、しまいには前に飲んだ母乳を吐き出してしまうこともあります。
このままだと悩みも解決されないし、預けることもまったくできなくなってしまいます。
どうしたらいいですか?
【専門家の回答】平良奈美先生(助産師)
先天性歯のお子さんの哺乳についてのご質問ですね。ご質問からは、抜歯はせずに様子を見るということだと判断します。
歯の場所がわかりませんが、かまれると当たって痛いのですね。月齢が進むと自分で歯が当たることを認識して、当たらないように飲んでくれるようになるかもしれません。どうしても痛いのであれば、ニプルシールドや保護器などの活用もご検討ください。母乳が好きな子は、哺乳びんにすると嫌がって飲まないことが多いです。
預ける際には、スプーンやコップを使っての授乳という方法もありますよ。
また、乳房は月齢とともに時間がたつと張らなくなる傾向になりますので、完全母乳でも赤ちゃんとまったく離れられないということではありません。
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