家事放棄!育児放棄!本日ストライキを決行します!
●2月24日は「鉄道ストの日」
1898年(明治31年)2月24日、日本初となる鉄道ストライキが実施されました。
低賃金で働かされ続け、不満を溜め込んだ日本鉄道会社の機関士ら約400人がストライキを行い、上野ー青森間の列車が運休しました。この、日本で初となる鉄道ストライキが起こった2月24日が「鉄道ストの日」として制定されました。
主婦業ストライキ、賛成? 反対?
不満や怒りが頂点に達すると、強硬手段としてストライキに踏み切るものですが、それは鉄道ストに限らず、主婦だって一緒!
口コミサイト『ウィメンズパーク』に家庭内ストライキを決行したママからの投稿がありました。
「中高生の息子・娘の母です。本日より家事業ストライキさせて頂きます!」
毎朝5時半に起き、お弁当と朝食作り、家事をこなし仕事に出勤。帰宅すると子どもたちは服も朝の食器も脱ぎっぱなし、出しっぱなし。片付けなさいと注意すると「うるさい!」「わかってる!」の連呼。
夫も「そんなにイライラするくらいなら、お前が全部やればいいじゃん!」
この言葉でプッツンきて、ストを決行したそうです。
そんなスレに、ママたちからは大反響!
ママがストをするべき? 家事放棄でも許される?
「ストライキ賛成! いつも頑張ってるから、これくらい良いのですっ!」
「『中高生にもなってごはんがどうやって食卓に並ぶかも分かんないのかコノヤロ~!』くらいは言っちゃいますよ。自分で作るか、母に頭を下げて作ってくださいとお願いするか、お互い根比べです」
「1日だけじゃダメ! 誠意のない謝罪だと同じことの繰り返し。数日やるべし」
「子どもや夫は、やれるもんならやってみろと甘く見てるんですよね。日がたつと子どもの栄養面など気になり始めると思うけど、我慢、我慢。中途半端に終わっちゃうと逆効果だから」
ほぼ全員の意見が、『ストライキ決行すべき』!
中には、
「ごはんだけはつくってあげては? 中高生の男子はお腹減ってたらロクなことないような。お腹をみたしていたほうが制御しやすいのではないかと思う」
といった意見も。
でも、「甘い!」「自分で作るか、買うか勝手にさせるべき」と、一喝。
ママがやってくれるのが当たり前と思っている夫や子どもが実に多いこと。
口で言ってもわからないなら、時にはストライキでママの大変さを理解させることもありかもしれませんね。
そして、気になる結末は…、
スト開始から3日後、まず娘さんが、
「甘えすぎてた。自分のことはもちろん、お母さんの大変さを理解し、協力すべきだった」
と、謝ってきたそうです。
その数日後、ギブアップした夫と息子も謝罪。
ママが作った提案書の条件が受け入れられないならば、すぐにでもまたスト継続すると断言し、ストは無事に終了です。
家族だから甘えてしまうけれど、家族だからこそお互いを尊敬して大切に思わないといけませんよね。
雨降って地固まる。ストライキもお互いの存在価値を知ることができるひとつの効果的な方法のようです。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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