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【専門家監修】妊娠前に受けておくべき予防接種は?検診は?「健康管理」はプレコンセプションケアの第一歩


健康状態を調べる「健診」、特定の病気を早期発見するための「検診」、そして、妊娠前に受けておきたい「予防接種」は、生まれてくる子どものために、とても大切なことです。
生活と体を見直す基本講座「プレコンセプションケア」の視点で、「健康管理」について産科医の佐藤雄一先生に教えてもらいました。

「妊娠する前から知ってほしい 健康管理」 プレコンセプションケア講座 #5
※参考:「妊活たまごクラブ 2021-2022年版」

妊娠・出産は健康な体があってこそ。2人で一緒にチェックしましょう

「妊娠前の健康状態を向上させるプレコンセプションケアですが、日本女性は慢性的な頭痛や腰痛、肩凝りを抱えていたり、月経痛がひどい、冷え性で眠れないなど、さまざまな問題を抱えたまま妊娠・出産に臨む人がほとんどです。さらに、忙しいせいか、夫婦そろって健康診断を受けられないというかたもいらっしゃいます。これでは赤ちゃんを迎える準備すらできていないことになります」と佐藤雄一先生。

まずは、妊娠できるかどうか、最低限の検診を受けておくことはもちろん、風疹や麻疹、おたふくかぜなどのワクチン接種まで、妊活中だからこそ受けておきたい検診・予防接種があるといわれます。

「自分の体の状態を知り、健康について正しい知識を身につけて、妊活をスタートしましょう」(佐藤雄一先生)

【男女共通】妊娠前に受けておくべき予防接種(抗体検査と予防接種)

・麻疹(はしか)
・風疹(ふうしん)
・水痘(水ぼうそう)
・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
・百日ぜき
・B型肝炎
・インフルエンザ

【女性】妊娠前に受けておくべき検診

・内科検診(体組成、血圧、尿、血液、心電図、胸部レントゲンなど)
・子宮頸がん検診
・性感染症(肝炎、梅毒、HIV、クラミジア、淋菌など)検査
・乳がん検診(マンモグラフィー)
・トキソプラズマ
・先天性サイトメガロウイルス感染症
・甲状腺機能
・膠原病
・歯科(ムシ歯治療)

【男性】妊娠前に受けておくべき検診

・精液検査(精子の数や運動率)
・精巣超音波検査
・クラミジアや淋菌などの性感染症検査
・B型肝炎・C型肝炎
・梅毒検査
・HIV検査
・歯科(ムシ歯治療)

自分の出生時の『母子手帳』を改めて確認をすることで、問題点があれば見えてきます

妊娠中から出産、新生児、乳幼児と、それぞれの時期を記録した母子健康手帳が参考になるはず。自分やパートナーが受けた予防接種の記録もチェックして。


「自分自身の出生時の体重を確認したり、当時、母親がどんなことで悩んでいたかは、自分が生まれたときの母子手帳を確認するのが効果的です。ある程度、遺伝的な要素もあるので、母子手帳に記載されたことから、自分が健康な赤ちゃんを産み育てられるかがだいたい見えてくるはずです」(佐藤雄一先生)。

自分とパートナーの母子手帳を見直すと、新たな発見もできそうです。

体温が下がると免疫力もダウン!自分の平均基礎体温をチェック

コロナ禍で注目されている免疫力。女性は冷え性が当たり前と思っていたら大間違い。しかも、低体温は妊活の敵。

「体温が下がると血流が悪くなるので、免疫力が低下。さらに、ウイルスや細菌への抵抗力が衰え、さまざまな病気にかかりやすくなります」(佐藤雄一先生)。

自分の平熱を正しく知るためには、朝・昼・夜の体温を3〜4日測って、平均を出しましょう。日本人の平均は約36.20度です。

乳がんや子宮頸がんなど気になる検診は妊活中にすませておくと安心です

「厚生労働省では子宮頸がん検診は20歳以上を対象としていますが、乳がん検診になると40才からが定期的な検診項目です。どちらも、妊活中の早いうちに受けておきたい検診なので、まずは医療機関でチェックしておくと安心です」(佐藤雄一先生)。

とくに子宮頸がんは若年層で増加傾向にあり、早めに発見することで、がんの進行を防ぐことができるようです。気になることは妊活中の今がチャンス。

風疹の予防接種は妊娠中には受けられません。パートナーの確認も忘れずに!

「妊娠20週以前の初期に風疹にかかると胎児が感染し、その後、難聴や白内障、先天性心疾患などのリスクが高まります。しかも、妊娠中に風疹の予防接種は受けられないので、パートナーと自分のワクチン予防接種歴を調べておくことが必要です」(佐藤雄一先生)。

とくに、昭和54年(1979年)4月1日以前生まれの男性は、予防接種を受けていない可能性があるので、必ず確認を!

体の健康だけでなく、心の健康を保つことが重要な時代です

コロナ禍でステイホームが長く続き、運動不足はもちろん、精神的に追い詰められている人も多いようです。心と体は一体。適度な運動をしながら心身ともにリフレッシュを図りましょう。
ただ、つらい思いを我慢することはありません。現在、厚生労働省をはじめ、各自治体の相談窓口をオンラインで紹介。自分1人で悩まないで!

●厚生労働省「みんなのメンタルヘルス
※その他、各自治体でも心の不調や悩みについての相談窓口を開設しているのでインターネットでチェックしてみて!

厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」はこちら

■監修/佐藤雄一 先生

●撮影/大森忠明
●スタイリスト/シダテルミ
●ヘア・メイク/榊美奈子
●モデル/メイ・パクディ
●文/飯田由美(BEAM)

※記事内容、日付、監修者の肩書、年齢などは掲載当時のものです。

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