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今から始める不妊治療入門ガイド 最初の受診前に知りたいQ&A【専門家監修】

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イラスト/MAKO
イラスト/MAKO


赤ちゃんが欲しいけれど、なかなか授からない……。
もしかして不妊?と思ったら、自己流で頑張るのではなく、まずは専門家に相談することが大切です。
医療機関や治療開始年齢、不妊の原因によっても治療方法は異なりますが、基本的な不妊治療の流れについて、藤原敏博先生にお聞きしました。

今回は「最初の受診前に知りたいQ&A」をご紹介します。

今から始める不妊治療入門ガイド #1
※参考:「妊活たまごクラブ 不妊治療クリニック受診ガイド 2021-2022」

1人で悩まずに受診を。専門家にゆだねましょう

どんな分野であっても、医療機関に行くのは精神的なハードルが高いと思います。とくに不妊治療は、病気やケガと違い、どこかが痛いなどの自覚症状がないのでなおさら行くきっかけを逃してしまいがちです。

しかし、不妊治療は時間との闘いです。女性の場合は、妊娠する確率が年齢とともに下がっていきます。20代〜30代前半であれば、治療が半年~1年遅れたとしても、それほど大差はありませんが、30代後半~40歳をすぎると、あと1年、せめて半年でも早く不妊治療をスタートすれば、もう少しチャンスがあったのにという場合も多いのです。

時間は元に戻せません。少しでも「もしかして」と思ったら、相談だけでもいいので受診することをおすすめします。

受診の結果、問題がなければ安心材料になりますし、問題があれば治療を受けることで、妊娠につなげていくことができます。

また、不妊治療は「出口のないトンネル」と表現されることもあるように、治療をしても100%授かれるわけではありません。治療を開始するにあたって、パートナーと「いつまで」「どこまで」「いくらまで」を話し合い、お互いの価値観をすり合わせることが大切です。

クリニックには体の相談だけでなく、心の相談もするつもりで、1人で悩むのではなく、まずは受診してみることをおすすめします。

不妊治療のクリニック選び

★評判+通えるか、も大切
不妊治療は1回で終わるものではありません。検査だけでも複数回かかります。評判がよくても片道1時間半~2時間もかかると通うのも大変。通える範囲で、できれば婦人科でも、不妊症を専門にしている科がある病院やクリニックを選ぶとよいでしょう。

★不妊治療のスタッフとその役割
●胚培養士:体外受精や、胚の培養をします。
●カウンセラー:心の不安を相談できる専門家。
●受付などのスタッフ:予約や費用の相談ができます。
●看護師:医師の補助、治療内容の説明など。

【誰かに聞きたかった】最初の受診前に知りたいQ&A

初めての受診は、知らないことだらけ。
かといって、不妊治療はデリケートな話なので、まわりの人にはなかなか聞きづらいもの。
そこで、気になる受診前のQ&Aについてまとめました。

【Q1】病院主催の説明会には初診前に参加すべき?

【A】
説明会では不妊治療の流れ、体外受精について、仕事との両立、受精卵(胚)の凍結など、いろいろな情報を得ることができます。WEB説明会や動画配信など、気軽に参加できるものもありますので、参加してみるとよいでしょう。

【Q2】診察は、どうやって予約をすればいいですか?

【A】
初めて診察を受ける場合は、病院のホームページの予約サイトなどを通じて予約をするのが一般的です。病院によって予約方法も異なりますので、まずはサイトで確認をし、わからないことは問い合わせをしてみましょう。

【Q3】生理何日目、もしくは終了何日目に受診すればよいですか?

【A】
初診は、生理中に診察するとスムーズに検査ができます。生理何日目でも大丈夫ですが、もし、生理2~3日目であれば、基礎的な血液検査もその日に一緒に行うこともできます。

【Q4】夫婦で受診したほうがいいですか?

【A】
できるだけ夫婦で受診することが望ましいです。どうしても都合がつかなければ、女性だけでも大丈夫です。ただし体外受精を行う場合は、事前に必ず夫婦一緒に受診し、診療内容について十分な説明を受け、さらに感染症などの検査を受ける必要があります。

【Q5】入籍していないと、治療できませんか?

【A】
婚姻関係がある夫婦が原則ですが、未入籍の場合でも、事実婚であれば治療を行うことができます。2人での来院と、病院によっては意思確認書類の提出や、「戸籍謄本」「住民票」で同居の有無を確認する場合もあります。

【Q6】子どもを連れていってもかまいませんか?

【A】
2人目不妊の治療の場合、病院やクリニックにもよりますが、他の患者さんに配慮をし、子連れでの受診をお断りしているところもあります。反対に託児室を用意している病院もありますので、事前に電話で確認をしましょう。

【Q7】タイミング法のみでも受診できますか?

【A】
ほとんどの婦人科や不妊治療クリニックでは、タイミング法だけでの受診も可能です。しかし、例えば、高度生殖補助医療専門施設の場合は、体外受精をメインの治療としているので、病院の診療内容を事前に確認してください。

【Q8】他院からの転院で、胚の受け入れはできますか?

【A】
病院によって、他院からの凍結胚を受け入れしているところと、受け入れをしていないところがあります。また、受け入れ可能な病院によっても、移送に関する条件や手続きなどが異なるので、事前に相談しましょう。


受診時の持ち物

基礎体温表は、排卵日を正確に予測するには適していませんが、おおよその体の周期を見るのには有効です。アプリなどを利用してつけておくとよいでしょう。初診時は、医師に少しでも多くの情報を渡すことが、適切なアドバイスを受けることにつながります。

■健康保険証
■基礎体温表
■紹介状
■血液検査データ/1年以内(※)
※手元にある場合

■監修

藤原敏博 先生

藤原敏博先生・著書『名医が教える妊活と不妊治療のすべて』(あさ出版)


●イラスト/MAKO
●撮影/鈴木江実子
●構成・文/長谷川華

※記事内容、日付、監修者の肩書、年齢などは掲載当時のものです。

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