1. トップ
  2. 妊活
  3. 女性の一生で排卵される卵子は約480個。最も妊娠しやすいのは、排卵日の2~1日前。妊娠のしくみとは?

女性の一生で排卵される卵子は約480個。最も妊娠しやすいのは、排卵日の2~1日前。妊娠のしくみとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
カップル手をつなぐと歩く
TAGSTOCK1/gettyimages


「赤ちゃんが欲しい」。そう思っても、妊娠・出産にまつわる女性の体のしくみのこと、意外とデリケートな男性の体のこと、きちんと理解していますか?

今回は、どう働くの?「排卵のしくみ」について、産婦人科医の竹内正人先生にうかがいました。

「妊娠力アップのための基礎知識」 #4
※参考:「妊活たまごクラブ 2019-2020年版」

関連:なぜ妊娠には男女の体が必要? 男女の体のしくみ 「妊娠力アップのための基礎知識」

妊娠に必要な卵子。女性が一生で排卵する卵子は、約480個

女性が持っている卵子は、日々減っていく。

原始卵胞に含まれた未熟な卵子は、実は女性が胎児のときにすでに体内につくられています。卵胞の数は妊娠4カ月のときの胎児のころがピークとなり、その数は約700万個。その後、どんどん減っていきます。

思春期になるとホルモンの働きで、この原始卵胞が目覚め始め、卵巣の中で半年ほどの期間をかけて成長していきます。

そして毎月その中のたった1個だけが成熟卵胞になり排卵されます。それが生理です。それ以外の原始卵胞は、どんどん消滅していき、その数は1日30〜40個、1回の月経周期で約1000個ともいわれており、閉経前には残り1000個程度になります。

排卵されるのはたった1個の卵子


未熟の卵子を含む原始卵胞は、卵巣で毎月目覚めます。その中から選ばれた1つだけが成熟期を迎え、排卵します。
女性の一生で排卵される卵子は約480個。残りの数十万個の卵子は排卵されずに消滅します。

卵子の数は減少していく


卵子のもとである卵胞は、胎児のときがピークで700万個程度。出生時には約200万個に減り、初潮を迎えるころには20~30万個に。
卵子の残りが1000個程度になると閉経します。また卵子の質も30代になると落ちてきます。

これが卵子!


健康な卵子は、内部の核やミトコンドリアが活発な動きをしています。
年齢が高くなると、これらの機能が悪くなり、細胞分裂がうまくできなくなったり、妊娠のしやすさにも影響が出ます。

排卵とセックスとのこともきちんと知っておこう


いつ性交して妊娠したかを調査したデータ。どの年代でも、排卵の5日前から排卵日までが妊娠しやすいという結果に。
中でも最も妊娠しやすいのは、排卵日の2~1日前のセックス。でもあまり排卵日にばかりこだわらなくてもいいでしょう。

妊活は、お互いを尊重し合うセックスが大事

卵子の寿命は約24時間、精子の寿命は約72時間といわています。
妊娠するためには、排卵された卵子が卵管にとどまっている間に、精子と受精して、受精卵となって子宮に着床する必要があります。

ということは、3日に1回以上セックスをしていれば、自然に妊娠をする可能性が高くなります。とはいえ、排卵日が近いからといってセックスをパートナーに強要したり、義務になってしまうと、夫婦関係もギクシャク。
男性の心身もデリケート。自然な性生活を大切にして!

コラム:「排卵検査薬」ってどういうもの?

一般的には、次回の生理開始予定日の約2週間前が排卵日ですが、周期は人によって異なります。排卵直前の女性は、黄体形成ホルモンの値が高くなります。
そこで、「排卵日予測検査薬」は、尿に含まれている黄体形成ホルモンの値を調べ、排卵日を予測します。排卵日予測検査薬は、自宅で妊娠計画を立てるのに有効です。
もちろん排卵期にのみセックスをするのではなく、日ごろからパートナーと仲よくし、食生活や運動にも気を配り、ストレスをためないことも妊娠のためには大切なことです。

コラム:「卵子の老化」って?

年齢を重ねると、体力が衰えるのはもちろんですが、肌や髪の毛、皮膚といったところにも老化現象が現れます。
それと同様に、卵巣の中にある卵子も老化が進みます。

20代の元気な卵子に比べて、30代、40代の女性の卵子には、確実に小さな変化が起きています。
具体的には卵子のDNAに損傷が起きたり、それを修復できなかったり、うまく細胞分裂できなかったりということです。
さらに、赤ちゃんになれる卵子の数自体も減っていきます。

もちろん、状態のよい卵子もありますが、卵子の老化で妊娠の確率が下がるのは事実なのです。

関連:5人に1人は流産する可能性が。妊娠は「当たり前」ではなく「奇跡」。男女で知る妊娠のしくみ

【監修】産婦人科医 竹内正人先生

【監修】産婦人科医 竹内正人先生
日本医科大学大学院修了。米国ロマリンダ大学留学を経て葛飾赤十字産院などに勤務。よりやさしい「生まれる・生きる」をサポートするため、国や地域、医療の枠を終えて活動中。著書・監修書も多数。

▼発売中の『妊活たまごクラブ2018-2019年版』は、妊活に役立つ情報が一冊に詰まった妊活スタートブック。
妊活たまごクラブ2018-2019年版

■おすすめ記事
「子どもは自然に授かるものではないの!?」知識不足な私たちに必要だった“妊活期間”

妊活

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

妊活の人気記事ランキング

関連記事

妊活の人気テーマ

新着記事

妊活たまごクラブ最新号 詳しい内容はこちら
病院検索
たまひよ妊娠判定チェック
妊活・不妊対策を始めよう
あかほし
不妊治療クリニック&体質改善施設
「ふたり妊活」のススメ イベントリポート
ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/