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「胎内記憶」って本当にある?赤ちゃんは生まれる前のことを、覚えてる!?

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iStock.com/garybis

おなかの中にいるときから、赤ちゃんは意識がちゃんとあって、聞こえていたこと、感じていたことを、生まれたあとも覚えている…という「胎内記憶」。
それはどんなものなのか、どんなタイミングで子どもは話してくれるのか、「胎内記憶」研究の第一人者、産婦人科医の池川明先生に詳しく教えてもらいました。

胎内記憶とは、赤ちゃんがおなかの中にいたときの記憶のこと

「誕生する前、ママのおなかの中にいたときのことを覚えているのが、『胎内記憶』です。赤ちゃん全員が記憶を持ったまま成長するわけではありませんが、何年かして言葉を話せるようになったころに、ふとしたタイミングで話してくれることがあります。
おなかの中にいたときのことや、出産のときのこと、中には、ママのおなかに入る前の記憶を話す子も…。
わが子が胎内記憶を話してくれるかどうかは、神のみぞ知るといった具合ですが、そのときのことを思うとちょっと楽しみになりますね」

聞くタイミングは?

池川先生の調査によると、「子どもが胎内記憶について話す確率が高いのは、2~3才ころ」とのこと。でも、「2~3才以降で話してくれる子もいるので、時期についてはそれほどこだわらなくていい」そうです。
「急に思い出して自分から話しだす子もいれば、おふろなどでリラックスしているときに『おなかの中にいたときはどうだった?』と問いかけたら、それに答えて話をしてくれる子も。子どもが話してくれたときは、問い詰めたりせず、『そうなんだね』と、そのまま自然に受け止めてあげてください」

聞くときのNG行動は?

「ついつい『本当に?』などと返してしまいたくなるかもしれませんが、少しでも信じない態度を見せると、子どもはそれ以上話そうとしなくなってしまいます。作り話と決めつけるのもNG! その可能性も否定できませんが、証明する方法はないので、全面的に受け取ってあげることが大切です。また、覚えていない子にしつこく聞くのは、ストレスになって逆効果です。ふいに、思い出したように話すことも多いので、待っていてあげてください」

記憶のある・なしの違いは?

「胎内記憶は、通常は忘れるしくみになっているため、記憶を持っていないほうが一般的といえます。子どもが記憶を語る場合は、なんらかの理由で親子の絆(きずな)を確認したかったり、その子にとってとくに印象に残っている出来事だったことが多いようです。いずれにせよ、記憶のある・なしには、あまりこだわらないようにしてください。

また、妊娠中に親が何かをしたら、必ず記憶に残るというものでもありません。とはいえ、妊娠中にママとパパが話しかけたり、大事に思ってくれたことは、すべて伝わっているはず。だから、たくさん話しかけて、おなかを触って、触れ合いましょう。きっと、おなかの赤ちゃんも幸せな気持ちになることでしょう」

胎内記憶、こんな言葉と出会えます

それでは実際には、胎内記憶としてどんな話が聞けるのでしょう? 池川先生の著書『ママ、生まれる前から大好きだよ!』と、『たまごクラブ』読者の体験談の中から、いくつかご紹介します。

生まれる前のこと

「まつげがかわいかったから、ママを選んだよ」4才・女の子

「ママ、遊ぼーって、おなかの中に入ったんだよ」2才・男の子

「ぼくね、雲の上にいてね、あー、あそこの家がとってもいいな、行きたいなって思ってたんだよ。だからぼく、ここに来たんだよ。来てよかった!」2才・男の子

おなかの中でのこと

「おなかの中では、バナナみたいなおもちゃで遊んでた♪」3才・女の子

「こっちだよ~ってパパの声が聞こえたよ!」2才・男の子

「暗かった」3才・男の子 ほか多数

「あたたかくて、気持ちいいところだった」3才・女の子

「ひざをかかえて、じっとしていた」2才・男の子 ほか多数

「頭を下にして、逆立ちしていた」2才・女の子

「ひもでつながれていた」2才・女の子

誕生時のこと

「途中で出られなくてドーンと押されたの!」3才・男の子

「ぐるんってまわって、よいしょって出た」2才・女の子

「苦しかったけど、明るいものが見えた」2才・性別不詳

「頭が痛かった」2才・女の子

「早くお母さんに抱っこしてほしかったのに、ガラスに入っていた」2才・男の子

いかがでしたか? 池川先生の調査によると、3人に1人くらいの子どもが胎内記憶を持っている可能性があるとのこと。もしも胎内記憶を言葉にして話してくれても、くれなくても、おなかの中にいるときに、ママやパパからたくさんやさしい言葉を聞かせてもらって、触れてもらった幸せな体験は、その子の一生の宝物となって心の奥に残るに違いありません。おなかの中でのすてきな思い出をはぐくむことができるかどうかは、ママとパパ次第。妊娠中のママとパパは、おなかの赤ちゃんにたくさん話しかけて、おなかをやさしくなでて、愛しい気持ちを伝えてあげてくださいね。(文・たまごクラブ編集部)

■監修/池川クリニック 院長 池川 明先生
■参考文献:「ママ、生まれる前から大好きだよ!」池川 明著
たまごクラブ2016年11月号特集「HAPPY胎内記憶エピソード」

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