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通いやすいってどういうこと?不妊治療クリニックの選び方


いざ、不妊治療をスタートしよう!と思っても、ではどこへ行ったらいいのか、悩みますね。
後悔しないためにも、何を基準にクリニック選びをしたらいいか、また、検査や治療をスタートするときの心得として知っておくべきことを、妊活コーチの松本亜樹子さんに最新情報とともにアドバイスしてもらいました。
今回は「不妊治療クリニックの選び方」についてご紹介します。

「令和ニューノーマル版 不妊治療クリニック 選び方&心得ガイド」 #1
※参考:「妊活たまごクラブ 不妊治療クリニック受診ガイド 2020-2021年版」

「カップルで通いやすい」が基本です

不妊治療クリニックに通うとき、初めに知っておいてほしいのは、不妊治療は決して1人でするものではなく、カップルでするものだということです。

不妊の原因の可能性は、男女半々にあります。不妊検査も治療も、「2人で一緒に治療をする」ということが、より常識となってきています。ですから、クリニックを選ぶときも、2人同時に検査や治療が進められる、あるいは、男性の検査や治療ができる医療機関の提携先があることなどを、クリニック選びの大事な基準として考えていいと思います。

通う病院は、産婦人科でもいいし、総合病院の中にある不妊治療科といったところでもいいです。必ず「不妊検査」を行っている施設を選びましょう。

もし、どこのクリニックで治療を始めるか迷っていたら、地理的、心理的にも通いやすくて、男女共に検査が受けられる施設ということを基準にしてみませんか? それだけで、だいぶ選択肢が絞られてきませんか? もし、もう一歩進んだ治療が必要となったら、またあらためて自分たちに必要な病院を選び直すことを考えてもいいのです。

男性治療の連携がある施設を選ぶ

男性の精液検査などが施設内でできないクリニックでも、連携している泌尿器科などがあれば、検査は2人同時進行で進めることができます。

検査は一緒にスタートしたい

不妊治療クリニックではなく産婦人科で不妊治療をスタートする場合、女性は検査できますが、男性のための検査設備がない場合があり、一緒に検査ができないこともあります。

そもそも不妊治療って、いつ・どこで・だれが受けるの?

「不妊治療」についての基本をチェック!

「だれが?」→もちろんカップルで

不妊は女性だけの問題ではなく、原因の可能性は男女半々。初めから2人同時に検査を受けることは大切なこと。女性だけが検査や治療を受けていてなかなか妊娠に至らず、あとで男性に原因があるのがわかったというケースも少なくありません。

「どこで?」→選択肢はいろいろ

赤ちゃんを授かるための治療をしているのは、不妊治療だけを専門にしているクリニックもあれば、産婦人科の一部門として不妊治療をしているという場合も。後者の場合、妊婦さんと同じ待合室になるというケースもあります。
●不妊治療専門のクリニック
●総合病院の不妊治療外来
●産婦人科クリニックの一部門 など

「いつから?」→赤ちゃんが欲しかったらすぐに

不妊症の一般的な定義は「カップルが避妊をせずに定期的なセックスをして1年間妊娠しないこと」(日本産科婦人科学会)です。実際には、年齢が高くなるほど妊娠率が下がるというデータもあり、35歳を境に少しでも早く治療をスタートして!とすすめられることもあります。

みんなが病院選びで重視したこと


これまでに病院を選ぶ際、重視したことは何ですか?

(回答者数:5,140 回答数:21,551 無回答:1複数選択)

●通いやすい場所だから:70%
●評判(口コミ)がよいから:49%
●治療実績が良いから:38%
●通いやすい診療時間だから:33%
●治療方針が自分にあっていそうだから:27%
●医師が信頼できそうだから:27%
●病院の雰囲気がよさそうだから:26%
●知名度:21%
●紹介されたから:18%

ほかに、Webやアプリで予約ができるから、スタッフが親切そう、治療費用が適正、WEBやアプリでの対応などが並びます。

不妊治療や不育治療の病院を選ぶうえで、迷った経験はありますか?

(回答者数:5,140 回答数:5,139 無回答:1)

●すごくある:45%
●少しある:32%
●あまりない:13%
●まったくない:5%
●どちらでもない:5%

不妊治療の病院選びで迷ったことがある人は、77%も!

※NPO法人 Fine「どうする?教えて!病院選びのポイントアンケート2020」結果速報より

病院選び、みんな迷っている!いちばん大事なのは「通いやすいこと」

最新の調査結果(※)からもハッキリしたことですが、不妊治療をするときに病院選びについて「迷った」と答えている人は77%に及びます。その背景には、不妊治療の施設についての情報が少なかったり、わかりづらかったり、といったことがあります。どんな治療がされるのか、それにはいくらお金がかかるのかという不安があるから迷うのです。

ただ、不妊治療といっても、最初からいきなり高度な医療を受けるわけではありません。まずは「行ってみようかな」と思ったときの心のハードルが低い「通いやすい」ところで、治療をスタートしてみましょう。

もし、かかりつけの婦人科があればそこで相談してもいいし、なければ「近い」ところから探してみるのもひとつの方法です。近い、というのは物理的な通いやすさです。自宅の近所、勤務先の近く、また通勤経路の駅のすぐそばというのも通いやすいでしょう。

近さのほかに、ドクターとの信頼関係が築けそう、スタッフが好印象、治療成績がいい、有名であることで信頼できるなど、心理的な通いやすさも大切です。

不妊治療クリニックは長く通うことになる場所です。数回の通院なら、多少の通いにくさを感じても、気合いで受診できるかもしれませんが、長く通うにはやはり通いやすさは非常に大切なことになります。不妊治療の初めの一歩は、踏み出す勇気がそんなになくてもいいところからスタートすることをおすすめします。

※NPO法人Fine「どうする?教えて! 病院選びのポイントアンケート2020」

【監修】NPO法人 Fine代表理事 松本亜樹子さん


アナウンサー時代から人材育成に携わったのがきっかけでコーチングを学び、現在は国際コーチ連盟認定プロフェッショナルサ―ティファイドコーチ(ICF PCC)として活躍。その一方で自身の経験を生かし、「NPO法人Fine~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~」を設立。

■イラスト/新見文
■構成・文/関川香織

※記事内容、日付、監修者の肩書、年齢などは掲載当時のものです。

▼『妊活たまごクラブ 不妊治療クリニック受診ガイド 2020-2021』は、妊活から一歩踏み出して、不妊治療を考え始めたら手に取ってほしい1冊。

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