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不妊治療一番大切なことは「カップルで話し合う」


「行くならここ」と不妊治療をスタートする病院を決めてはみたものの、それでもなかなか行く気になれないという場合、何が原因なのでしょうか。
治療スタートに戸惑いがあるなら、気持ちの整理をしてみましょう。
今回は「カップルで話し合う」ことについて、妊活コーチの松本亜樹子さんに最新情報とともにアドバイスしてもらいました。

「令和ニューノーマル版 不妊治療クリニック 選び方&心得ガイド」 #3
※参考:「妊活たまごクラブ 不妊治療クリニック受診ガイド 2020-2021年版」

不妊治療に対するためらいがあるなら それはどこから来るのか考えてみて

最初に病院へ行くことをためらう大きな要因として、「私は不妊治療患者になる」と自覚させられるのが恐い、ということもあると思います。一種のアイデンティティクライシスともいえるでしょう。自己肯定感を揺るがされるのは、だれもがつらいことだと思います。今は情報がだいぶ行きわたってきたこともあり、不妊治療を特別視することは減ってきているとは思います。それでも、「不妊症」と診断されることに対して、もやもやとした割りきれない感情があるのは、しかたがないことです。

でも、冒頭でもお伝えしたように、とりあえず検査だけ受けてみるところからスタートしてみてください。根性もお金も、初めからそんなに必要というわけではありません。

そして、一度治療を始めたら、終わりのないらせん階段をひたすら上るようなイメージがあるかもしれませんが、そうではありません。踊り場もあるし、休憩だってできます。そして、あなた1人で歩き続けるわけではありません。まずは初めの一歩を、パートナーと一緒に踏みだしてみてくださいね。

雰囲気重視で通ってもいいんです!

不妊治療はチーム医療。医師、看護師だけでなく、胚培養士、カウンセラーなどがチームで治療にあたります。だから、ドクターにまで心理的サポートを求めなくてもいいのです。
また、受付のスタッフとの相性も大切。最初と最後に必ず通るところだから、受付が「関門」のようはつらいでしょう。雰囲気重視、大切な要素の一つです。

カップルでよく話し合って、気持ちを確かめ合おう

不妊治療は、2人で検査も治療も進めるものです。少し前までは、男性不妊という言葉そのものが、あまり知られていませんでしたが、今は男性の中でも「男性不妊ということがある」ということ自体、浸透し始めて2人とも積極的に考えているカップルも増えました。

それでも、女性か男性どちらかだけが強く赤ちゃんが欲しいと思っていて、どちらかの気持ちが追いつかないこともあります。

いずれにしても、2人でよく話し合うことがとても大切です。2人の時間を大切に考えることも、治療をどこまで続けるかということも。2人の関係が良好であることが、不妊治療には必要で、将来的にも大切ということなのです。

夫が協力してくれない…


男性のほうが消極的で、治療に協力してくれない場合は、なぜ男性も検査や治療が必要なのかを理論的に説得してみましょう。
また、「あなたも一緒に通わないと、ダメなんだって」と、やさしくお願いしてみてください。女性が頑張る姿を見て、男性も考え方や行動が変わった、というケースもたくさんあります。

積極的すぎる夫…


一方で、男性のほうが赤ちゃんを切望していて、女性があまり乗り気でない、というパターンもあります。
どうしても治療は体力的にも時間的にも女性に負荷がかかるものですが、疲れたから休みたいと思っても、男性が許してくれないという極端な場合も。
とにかくどちらか1人の思いだけでなく、2人でよく話し合うことを大切にしてください。

不妊治療している仲間がいることを知って!

不妊治療は、夫婦5.5組に1組(※)が経験しているといわれる時代。実際に治療を受けていなくても、「病院へ行こうかと思ったことがある」という例まで入れると、不妊かもと悩んだことがある夫婦は3組に1組といわれています。今や不妊治療をしていることは特別なことではないのです。

そんなこと言っても、私のまわりにはいないわ、と思うかもしれませんが、意外と身近にいるものです。自分からわざわざ言わないだけで、こちらから打ち明けたら「実は私も」ということもあります。だれが最初に言いだすか、だけのことも多いのです。

1人で悩まなくても大丈夫です。治療を始めてみたら、クリニックの待合室にたくさんの仲間がいてびっくりした、という声もよく聞きます。自分だけじゃない、ということを思い出して、まずは病院のドアをノックしてみてください。

※国立社会保障人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」(2015年6月)による

Withコロナの時代でも、治療スタートしよう!

新型コロナウイルスの流行で、妊娠できても赤ちゃんのことが心配だからやめておこう……と思ってしまうカップルもいるかもしれませんが、「受診したい!」という気持ちを我慢したりしないでください。
とくに年齢の高い人ほど、赤ちゃんと出会える時期を逃すことは避けてほしいです。これは不要不急ではなく、急ぐし、必要なことです。
どの施設も、注意深く感染予防していますから、不安にならないで、受診してほしいです。

【監修】NPO法人 Fine代表理事 松本亜樹子さん


アナウンサー時代から人材育成に携わったのがきっかけでコーチングを学び、現在は国際コーチ連盟認定プロフェッショナルサ―ティファイドコーチ(ICF PCC)として活躍。その一方で自身の経験を生かし、「NPO法人Fine~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~」を設立。

■イラスト/新見文
■構成・文/関川香織

※記事内容、日付、監修者の肩書、年齢などは掲載当時のものです。

▼『妊活たまごクラブ 不妊治療クリニック受診ガイド 2020-2021』は、妊活から一歩踏み出して、不妊治療を考え始めたら手に取ってほしい1冊。

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