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妊娠中期(17週)

妊娠中でもキレイのためにケアしよう

妊娠中の美容

シミやそばかす、かゆみなど、妊娠すると肌トラブルに悩まされる人も少なくありません。予防とケアについて知っておきましょう。

トラブルの多くは産後には解消されます

妊娠すると「かゆい」「シミが増える」といった皮膚のトラブルや、「毛が濃くなる」「髪の毛が抜ける」といった体の変化が起こることがあります。これらの症状は、妊娠を維持したり、産後の体のために分泌されるさまざまなホルモンが影響して、引き起こされると考えられています。

不快症状で気持ちがふさいでしまいがちですが、「おなかの赤ちゃんが育つために起こる変化」と前向きにとらえ、少しでも予防、緩和できるようにケアしましょう。出産を終えるとホルモンの分泌が妊娠前の状態に戻りますから、驚くような急激な変化やトラブルの多くも産後には解消されますから心配いりません。

妊娠線を予防する

妊娠線は皮下組織に入った割れ目のような線。急激におなかが大きくなったり、体重が増えて、皮膚の伸びが追いつかず断裂が起こり、できてしまいます。おなかが大きくなる、妊娠5カ月ごろから注意が必要です。おなかだけでなく、乳房や二の腕、おしりや太ももにもできることが。見えにくい場所は鏡でチェックしましょう。

妊娠線の予防には急激な体重増加を避けることが大切。つわりが終わると食欲が出てくるので注意が必要です。バランスのとれた食生活と適度な運動をして、体重管理に努めましょう。 そして、肌が乾燥すると皮膚の伸びが悪くなり、妊娠線ができる要因になります。保湿をして肌を柔軟に保ちましょう。

皮膚のトラブル原因と対策

妊娠中に起こりやすい皮膚のトラブルには「かゆみ」や「かさつき」、「シミ」などがあります。かゆみやかさつきの原因は、妊娠によって肝臓の機能が低下したり、ホルモンバランスの変化が影響しているためと考えられています。シミはホルモンの影響でメラニン色素が増え、色素沈着が起こり、できやすくなります。

とにかく肌を刺激しないように心がけましょう。むやみにかいたり、ごしごしと洗ったりすると悪化してしまいます。基礎化粧品も妊娠前に使っていたものが合わなくなる場合もあります。保湿効果の高い、低刺激のものに替えてみましょう。

毛・髪のトラブル原因と対策

体毛が濃くなったり薄くなったりするのは、ホルモンの影響により起こります。どの部分が濃くなるのかは個人差があります。髪のパサつきや抜け毛もホルモンの影響や、栄養がおなかの赤ちゃんに優先的に送られるために起こるものです。産後は症状が落ち着いて、自然に元に戻りますから、あまり気にしないようにしましょう。

髪がパサついたり、抜け毛が増えると気になりますが、一時的なものです。やさしく洗うことを心がけ、髪に効果があるとされるカロテンやタンパク質をとるようにしましょう。見える部分の体毛が濃くなってしまった場合は、やさしく剃りましょう。

愛育病院センター長 中林正雄先生

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