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妊娠中期(18週)

胎動? 赤ちゃんの動きを感じて、触れよう

胎動と胎教

胎動を感じたら、おなかをなでながら、赤ちゃんにやさしく話しかけてあげましょう。

赤ちゃんの動き“胎動”を感じ始めるころ

初めて妊娠した人の多くは、妊娠18~20週ころから、おなかの赤ちゃんの動き、「胎動」を感じるようになります。おなかの赤ちゃんはもっと早い時期から動いているのですが、このころから動きが活発になり、ママに伝わるようになります。胎動の感じやすさは個人差が大きく、ママの体形や赤ちゃんの位置、ママの姿勢や時間帯でも違ってきます。胎動があまり感じられないとしても、健診の際の超音波検査で、赤ちゃんの元気な姿が確認できていれば心配はありません。

胎動をきっかけに、より赤ちゃんの存在が身近になってくるでしょう。赤ちゃんの脳や五感もどんどん発達していますから、ママやパパが声をかけたり、おなかに触れることで赤ちゃんの刺激になります。また、ママがリラックスして気持ちよく過ごすことは、赤ちゃんにとっても気持ちのいいこと。イライラしたり、ネガティブなことはなるべく避けたいもの。常に赤ちゃんとともに生活していることを忘れずに、親子のコミュニケーションを楽しみましょう。

胎動を感じたら、こんなことをしてみよう

おなかに赤ちゃんがいることを意識しながら、やさしくなでてみましょう。赤ちゃんの触覚は五感のなかで最も早く発達します。ママの手のぬくもりが赤ちゃんに伝わり、よい刺激になります。ママも赤ちゃんの動きや位置を感じられますね。赤ちゃんは子宮のなかで羊水に包まれています。ママがゆっくり散歩をすれば、歩くときの振動とリズムが伝わり、羊水をゆらゆらと動かして、赤ちゃんに適度な刺激を与えます。空や草花などの景色をいっしょに楽しむ気持ちで。

「おはよう」「おやすみ」などのあいさつや毎日の出来事を、どんどん赤ちゃんに話しかけていきましょう。何を話しかければいいかわからない、恥ずかしい、という人は声に出して絵本を読み聞かせるのもいいですね。

好きな音楽を聞いたり、映画を見たり、ママがリラックスする時間をつくりましょう。 ママの気持ちは、おなかの赤ちゃんにも伝わります。心穏やかに過ごしていれば、赤ちゃんも穏やかに過ごせます。なるべくストレスからは遠ざかって。

パパにもできること

胎動をきっかけに父親としての第一歩を
おなかに赤ちゃんがいることを身をもって実感できるママに比べ、パパは親としての自覚がなかなか芽生えないもの。赤ちゃんが生まれてから、ママといっしょに子育てをしていくなかでだんだんと自覚を持つ…でも遅くはありませんが、せっかくの妊娠期間、胎動をきっかけにおなかの赤ちゃんに声をかけたり、おなかに触れて“父親”としての第一歩を踏み出してみましょう。

目の前に赤ちゃんがいないのに、話しかけたり、おなかに触るのは恥ずかしいと感じる人もいるでしょう。ですが、おなかの赤ちゃんはちゃんとパパの存在がわかりますし、おなかの赤ちゃんとかかわろうとする姿は、ママにとって心強く感じられるはずです。それはママとおなかの赤ちゃんとの絆(きずな)づくりであり、大切なコミュニケーションなのです。

愛育病院センター長 中林正雄先生

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