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妊娠中期(20週)

転倒やおなかの張りに気をつけよう

家の中・外出時の注意点

階段やちょっとした段差などでころんだりすることがないように、ゆっくり落ち着いて行動しましょう。

転倒に気をつけましょう

ママの身長や体格など個人差によりますが、おなかも目立ち始めてくるころです。これからおなかはどんどん大きくなり前にせり出してきます。妊娠前と同じような感覚で動いていると、バランスを崩し、思わぬ事故につながりかねません。家の中やちょっとした外出でも、ゆっくりと少しずつ動くようにして、日常的に転倒に注意しましょう。

また、重い荷物を持ったり、無理な姿勢を続けているとおなかが張ることがあります。横になったり、安静にして治まるようであれば問題はありませんが、出血や痛みを伴う場合は、トラブルの可能性があるのですぐに受診しましょう。

家の中で注意したいこと

階段を勢いよく上ったり下りたりすると、踏み外しておなかを打ったり、転倒する可能性が。家の中で慣れているとはいっても、手すりにつかまり上り下りしましょう。大きい荷物や重いものを持ちながらはやめましょう。布団の上げ下ろしや、布団を持っての移動は腰への負担も大きいもの。勢いをつけて持ちたいところですが、なるべくゆっくりと足もとに気をつけながらやりましょう。可能ならば、パパに代わってもらって。

ふき掃除は適度な運動になって、おすすめですが、おふろ掃除はすべりやすいので注意が必要です。柄のついたスポンジやブラシなどを使って、腰をかがめなくても掃除ができる工夫を。 洗濯ものも一度に大量に洗うと、持ち運びに苦労します。ベランダに移動するときに、つまずいたり、ぶつけたりする危険性が。少しずつこまめに洗濯を。

入浴は、湯船につかるときと、湯船から出るときにすべって転ばないように気をつけましょう。とくに入浴後は立ちくらみしやすいので、浴室から出るときもふらつきに注意して。パパと一緒に入るのも事故防止になりますね。台所では、おなかが大きくなっているのを忘れて、キッチンの角におなかをぶつけたり、火にかけてある鍋にひっかかって倒してしまいやけどをする可能性もあります。おなかまわりに注意して。

ちょっとした外出で注意したいこと

ヒールの高い靴や歩きにくい靴はつまずきや転倒のもと。むくみや疲れの原因にもなります。おしゃれを楽しみつつも、妊娠中の体にやさしい服装で出かけましょう。雨の日は転倒にとくに注意。ビルの床や駅の構内などが傘のしずくで濡れ、すべりやすくなっていることがあります。すべりにくい靴を選んで、ゆっくりと歩くように心がけましょう。

エレベーターに最初に乗ると奥まで進まないといけません。混雑した場合、前の人から押されておなかが圧迫される可能性も。いちばん最後に乗り、混んでいる時は見送りましょう。段差、すれちがう人、自転車にも気をつけて。街中には思わぬ段差や死角があるものです。ひとつひとつに神経質になることはありませんが、おなかの赤ちゃんを守れるのはママだけ。まわりに注意しながら歩きましょう。電車に乗るときはラッシュ時間は避けましょう。満員電車のなかでおなかが圧迫されたり、気分が悪くなることも。空いている電車や時間帯を選ぶ工夫をしましょう。電車はなるべく座るようにしましょう。

ママの体形によっては、おなかが目立たず妊婦だとわかってもらえない場合も。マタニティマークを利用してアピールを。自転車はバランスをくずしやすいので、なるべくほかの交通手段を。 おなかがそれほど大きくないと、自転車に乗るときもつい妊娠前と同じようにスピードを出してしまうもの。バランスを崩しやすいので、なるべくなら歩くかほかの手段を。

愛育病院センター長 中林正雄先生

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