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妊娠中期(23週)

健診で気になることはしっかり聞こう

健診で気になること

妊婦健診で先生に気になることを言われたら、そのままにせずにきちんと確認しましょう。メモを取ることも忘れずに。

妊娠経過や赤ちゃんの状態についての説明が増えてきます

赤ちゃんが成長してくると健診の超音波検査で見える部分も増え、先生からの説明も増えてきます。また、母体への負荷も増えるので、注意したいことも出てきます。

先生から言われてわからないこと、気になることがあったらそのままにせず、納得がいくまで聞きましょう。先生とコミュニケーションをとることで、不安も解消されます。

先生とのコミュニケーションのコツ

健診で自分の体やおなかの赤ちゃんのことを診てくれている先生に、マナーとして、「ありがとうございました」を言いましょう。このひと言で、相手も自分も気分がよくなります。時に先生が忙しく、なかなか話せそうにない雰囲気の場合もあるでしょう。そんなときは助産師さんも強い味方。「健診でこんなことを言われたのですが…」と相談してみましょう。

なかなか聞けないこともあるでしょうが、「ん?」と思ったらすかさず、どういうことなのか聞きましょう。知ろうという姿勢に先生が困ることはありません。健診で聞こうと思っていたのに忘れちゃった、というのはよくあること。聞いておきたいことを付せんにメモして、母子健康手帳にはっておくと便利です。

健診で言われることの多い「気になるひと言」~赤ちゃんについて

赤ちゃんの成長具合は超音波検査で確認することができます。赤ちゃんの頭の大きさや、心臓の動き、内臓の様子、推定体重などを調べます。医師がチェックして気になることがあれば、ほかの検査とも併せてチェックしたり、よりくわしい検査をして調べます。

「赤ちゃんが小さめだね」
両親が小柄であれば、赤ちゃんも小さめになりがち。超音波検査で元気に動いている様子がわかれば問題ない場合がほとんどです。ただし、標準値より極端に小さい場合は胎児発育不全が疑われます。

「赤ちゃんが大きめだね」
赤ちゃんが元気でほかにトラブルがなければ心配はいりません。ただし、ママが妊娠糖尿病の場合、赤ちゃんが4000g以上の巨大児になる可能性が。その場合は、食事や薬で血糖値をコントロールする指導を受けます。

健診で言われることの多い「気になるひと言」~胎盤や羊水、臍帯(へその緒)について

胎盤の位置や羊水の量、臍帯の様子も超音波検査で確認することができます。胎盤は、子宮の入り口近くにあると大出血を起こす可能性があるので注意して診ます。羊水の量は赤ちゃんの状態と密接に関連があるので、多過ぎる場合も少な過ぎる場合も、赤ちゃんの精密検査が行われます。臍帯は、ほとんど問題になることはありません。ただし、赤ちゃんに影響しそうな場合は適切な対策がとられます。

「へその緒が首に巻きついてるね」
へその緒が首に巻きつくことは珍しいことではありません。おなかのなかで動いているうちに自然にほどけることも多いようです。巻きついたままでも、ほとんどの場合そのまま経腟分娩になります。

「羊水の量がちょっと少なめですね」
羊水の量は妊娠経過に応じて変化します。極端に少ない場合には、赤ちゃんの発育に問題があったり、腎臓になんらかのトラブルがあることがあり、くわしく調べる必要があります。ですが、ちょっと少ない程度ならそれほど心配することはありません。

「胎盤が下のほうにあります」
妊娠中期ごろは胎盤が子宮の入り口(子宮口)に近い位置に見えることが少なくありません。しかし、多くの場合子宮が大きくなるにつれて、胎盤の位置も上がっていく可能性があるので、経過を見ていきます。

愛育病院センター長 中林正雄先生

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