たまひよ妊娠日記【妊娠5カ月(19週)ごろ】若木由紀さん/生活編
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。
妊娠19週に入った若木由紀さんは、通勤時に座席を譲ってもらい感激したそうです。
若木由紀さん(38才)
建築系の会社で設計士をしています。
2年間の不妊治療を経て、顕微授精で赤ちゃんを授かりました。家族や医師の方々の応援があってここまでこられました。
市内の総合病院で出産後、里帰りする予定です。
マタニティマークは通勤のときだけつけています
毎日、小一時間の電車通勤をしています。
今までは週に一度だけ在宅勤務がありましたが、今月から社の方針で在宅勤務がなくなりました。
不妊治療期間が長かったため不安で、職場では上司にしか妊娠のことを伝えていません。
妊娠初期は夜間のつわりがひどかったですが、日中は気を張っているのか割と平気だったので、職場で困ることがなくて助かりました。これから体形も変わってくるし、そろそろ同僚に伝えようかと思っています。
マタニティマークは移動のときだけつけています。先日、通勤時に初めて座席を譲ってもらえて、泣きそうなほどうれしかったです。
将来、私の手作りリボンを子どもにつけたい!
リボンアクセサリー作りが好きで資格をとったほど。
販売をするわけではなく、自分のために趣味で作ってきました。これからは生まれてくる子ども用にも作ってあげられそう、とわくわくしています。
まだ性別はわかりませんが、女の子だったらヘアアクセサリーに、男の子だったら蝶ネクタイにしてもかわいいなと。
つわりで夜は何もしたくなくて、おふろ上りにラクなようにと長かった髪を短くカットしたばかり。でも、リボンアクセサリーを楽しめるくらいの長さは残しました。
戌(いぬ)の日を腹帯デビューの日にしました
戌の日のお祝いをする予定でしたが、家族の都合がつかずあらためることに。家でちょっとだけいいごはんを夫婦で食べて、腹帯をつけ始める日にしました。
いろいろ調べて、トコちゃんベルトを購入。朝起きてから入浴前までつけています。
腰が伸びてラクになる感じがします。
夫からの誕生日プレゼントは妊娠にうれしいものがいっぱい
少し前、私の誕生日がありました。
夫からのプレゼントはたくさんの妊娠お役立ちグッズ。写真の授乳クッションもその一つ。
産後は両サイドのホックを留めて、授乳クッショとしても使えます。早速寝るときに使っていますが、快適で手放せません。
夫婦2人で迎える誕生日はしばらくおあずけかも…と思い、私のリクエストで焼き肉ディナーを楽しんできました。
おふろ掃除は夫の担当と決めました
夫と、これからの家事分担を話し合いました。
おなかが大きくなってくると、前にかがむのが大変になると聞いて、毎日のおふろ掃除を夫にお願いすることに。
職場結婚をしたので夫とは同じ会社ですが、平日の帰宅時間は私のほうが早くて、平日のお料理などは私がしています。一人暮らしをしていた夫は家事が得意なので、休日は夫にいろいろとおかませしています。
【妊娠中の悩みをPick Up】
若木さんのお悩みに産婦人科医の中川一平先生が答えてくれました。
Q
妊娠してから便秘になり、病院で一度お薬を処方してもらいましたが、なくなった途端にまた便秘に…。
食事、運動でどうにかならない場合、お薬に頼り続けて問題ないですか?
A
薬をやめることで症状が悪化するほうが心配です。
食事や生活習慣を見直しても、なかなか便秘が改善されない場合は、遠慮せず主治医に相談しましょう。
薬は市販のものではなく、産科で処方されたものを服用してください。
妊婦さんの8割は便秘になります。便秘がひどくなると、おなかが張って切迫早産につながることがあったり、便によって産道が狭くなり、分娩が大変になることもあります。薬を飲まないことによるデメリットよりも、飲んだメリットのほうがはるかに高いです。ひどくなる前に、早めに飲み始めるようにしましょう。
監修/中川一平先生(帝京大学医学部付属病院 産婦人科助教、外来医長)
撮影/白川間弓美
まとめ/奥村裕美、たまごクラブ編集部
●内容は22年8月現在のものです。