たまひよ妊娠日記【妊娠6カ月(23週)ごろ】若木由紀さん/生活編
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。
妊娠23週に入った若木由紀さんは、オンラインの母親学級を受講したそうです。
若木由紀さん(38才)
夫と同じ建築系の会社で設計士をしています。
2年間の不妊治療を経て、顕微授精で赤ちゃんを授かりました。家族や医師の方々の応援があってここまでこられました。
市内の総合病院で出産後、里帰りする予定です。
仕事での変化がありました
部署が時差通勤になり、もともと1時間早く出勤する夫と一緒に通勤するようになりました。夫とは同じ会社に勤めているので通勤も一緒。
万が一、電車で体調が悪くなっても少し安心です。
実は甲状腺の持病があって、毎月、専門病院を受診しています。ですが、先日の検査で数値が安定し、早産・流産のリスクがなくなったと医師から言われました。
長く不妊治療をしていたことや年齢が高いこともあって不安が大きく、実は今まで職場では上司だけに妊娠を伝えていたんです。
隠し事をしている気分でしたが、ここにきてようやく同僚にも伝えられました!
重いものを持たなくてよいようにと、早速、同僚が気づかってくれて、ありがたいです。
夫と一緒に母親学級をオンライン受講
病院で開催されてきた母親学級が、コロナの影響で動画配信になりました。
せっかくなので夫も一緒に視聴して、妊娠中の注意点を一緒に確認することができました。
重い物の持ち方など、参考になりました。
お料理が楽しめるようになりました
最近はつわりがなくなって、お料理がしやすくなりました。
食べたいものを自分で作れるのがうれしくて、前に料理教室で習った発酵食レシピを作っています。
砂糖と油を使わず、腸活やかゆみ対策にもなるメニューなので、今の私にぴったり。
紫外線対策に気を配っています
妊娠中はメラニンを生成しやすくなると聞くので、仕事がある日もない日も、出かけるときは必ず顔や体に日焼け止めを塗るようにしています。
病院で処方してもらったビタミン剤も服用してケアしています。
性別がわかるのはもう少し先みたいです
妊婦健診では、まだ性別を見分けることができていません。次回の健診ではもっといろいろ見えるのかもと楽しみです。
性別がわかったらいろんなことを考え始められそうです。
【妊娠中の悩みをPick Up】
若木さんのお悩みに産婦人科医の中川一平先生が答えてくれました。
Q
もともと、わきとおなかに「副乳」がありましたが、妊娠後はかゆみを感じます。
産後にはまた、かゆくなくなりますか?
A
「副乳」は、大昔、人間にも哺乳(ほにゅう)動物としてたくさんの乳房があったころの名残とされています。
妊娠中に大きくなり、授乳期になると、張りや痛みが出ることがありますが、授乳期が終わるころには症状が落ち着いてくるでしょう。
かゆみや痛みは、患部を冷やすことで和らぐと思いますよ。
監修/中川一平先生(帝京大学医学部付属病院 産婦人科助教、外来医長)
まとめ/奥村裕美、たまごクラブ編集部
●内容は2022年9月現在のものです。