たまひよ妊娠日記[妊娠9カ月(33週)ごろ]石川容子さん/生活編
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。
妊娠33週の石川さんは、手のむくみが続いて不安な気持ちになっていたところ、パパが海へ連れて行ってくれたそうです。
石川容子さん(37才)
第1子妊娠中。フラワーアーティスト(お休み中)。元歌手。妊娠39週に計画出産の予定です。
「ごはんに五穀米やもち麦を入れて、便秘対策をしています」
海へ出かけて不安な気持ちがスッキリ
夫と海へ出かけました。海水には入らずに、波打ち際の砂浜で海を眺めているだけで気持ちがよくて、いい気分転換になりました。
実は、今、不安なことが。9カ月になってから以前からの手首の痛みが悪化し、整形外科を受診したところ「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」と診断されました。
ステロイド注射を打ったら翌日には痛みが軽くなりましたが、産後にまた痛みが出て育児に影響が出ないか少し不安になっています。
水通し2ラウンド目!
ベビー用品の水通しは2回目。
服のほか、抱っこひもや、ニューボーンフォト用の小道具として用意した、にんじんの編みぐるみも洗いました。
シミはかわいくアレンジ
お下がりでいただいたカーディガンのシミ部分にフェルトとビーズでアップリケをつけてカバーしてみました。かわいくアレンジして大切に着せたいです。
ベビーベッドを購入
お下がりやプレゼントがそろったところで必要なものをリストアップし、ついにベビー用品の買い出しへ。
ベビーベッドは、移動しやすいタイプを購入しました。
赤ちゃんのおもちゃを購入
Instagramで見てひと目ぼれしたおもちゃを購入! 音楽が流れてぐるぐる走り回る「はらぺこあおむし」です。対象月齢が1才6カ月以上なので使えるのはまだ先ですが、一緒に遊べる日が楽しみです。
【妊娠中のお悩みをPick Up】
石川容子さんのお悩みに産婦人科医の中川一平先生が答えてくれました。
Q 「ドケルバン病」と診断されました。産後は自然に治りますか?
手首のむくみと痛みがあり、整形外科で「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」と診断されました。ステロイド注射でほぼ寛解すると医師に言われましたが、妊娠中はあまり負担をかけないほうがいいですか?また、産後は自然に治るものでしょうか?
A 授乳が終了するころには、症状が軽快するでしょう
「ドケルバン病」は、腱鞘(けんしょう)炎のひとつで、親指と手首(手関節)をつないでいる2本の腱“短母指伸筋腱”と“長母指外転筋腱”と、腱を包む腱鞘との間で炎症が起き、親指を動かすのに痛みを感じるようになります。
妊娠・出産時期に多く分泌される女性ホルモンには腱鞘を収縮させる作用があるため「ドケルバン病」になりやすいといわれています。
妊娠中は負担をかけないことが大切です。産後、手をよく使う授乳が終了するころには自然に治ることが大半です。
局所のステロイド注射であるなら胎児や授乳への心配はほとんどないといわれています。
ただし、症状が改善されない場合は、かかりつけの産婦人科医とよく相談の上、治療を受けることをおすすめします
監修/中川一平先生(帝京大学医学部付属病院 産婦人科助教、外来医長)
まとめ/大部陽子、たまごクラブ編集部
●掲載している情報は2022年10月現在のものです。