たまひよ妊娠日記【産後】横尾りささん/出産編
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。
横尾りささんは、実家から徒歩10分の総合病院で、男の子を出産。ビデオ通話でパパにサポートしてもらいながら、出産したそうです。
横尾りささん(33才)&怜央(れお)くん
IT企業勤務。出産する病院に近い実家に、妊娠10カ月から帰省していました。
赤ちゃんの名前は、海外でも通用するように、「れお」と名づけました。
いっときは緊急帝王切開も覚悟しました
出産予定日の1週間前、おなかに痛みをともなう違和感が。お産が始まりそうな予感がして、夫に連絡。夜、夫が実家に来てくれました。
早朝3時ごろ、痛みが強くなりましたが、陣痛間隔はバラバラ。病院に電話すると、「耐えられないような痛みまで待機して」と言われ、「それって、どのくらいの痛み?」と思いつつ、耐えていました。
これ以上我慢できないと思い、15時ごろに受診すると、すでに子宮口は6㎝開大! 夫と歩いて病院に行ったのですが、助産師さんに「この状態で歩いて来る人はいない」と驚かれました(苦笑)。
無痛分娩の予定だったので、LDR室に入るとすぐに麻酔を注入。麻酔は手元のボタンを使って自分で追加できるようになっていましたが、なんだか怖くて、あまり追加せずに痛みに耐えていました。
22時ごろ、赤ちゃんの心拍数が下がったので、帝王切開手術の同意書にサインしました。しかし、その後なんとかもち直し、午前2時ごろ子宮口が全開大に。いきみ始めて15分間くらいで赤ちゃんが生まれました。
産声(うぶごえ)が聞こえるまでの30秒間くらいが、永遠のように長く感じられ、ドキドキしていました。無事、赤ちゃんの泣き声が聞こえた瞬間、安心して涙が出ました。
【出産日】39週1日
【お産の始まり】陣痛
【お産のスタイル】経腟(けいちつ)分娩
【分娩所要時間】13時間2分
【赤ちゃんの出生体重】3570g
【パパの立ち会い】なし
分娩監視装置をつけてベッドの上に
おなかの張りが強くなると、赤ちゃんの心拍数が下がるようでした。
夫のサポートが心強かったです!
コロナ禍なので立ち会いはNGでしたが、夫とはビデオ通話とLINEでやり取り。パニックになった私の呼吸をリードしてもらうなど、2人で力を合わせて出産しました。
おひな巻きですやすや♪
入院中は母子同室。助産師さんに教わったおひな巻きでくるんであげると、安心して、ねんねします。
退院日は子育てタクシーで
退院日は病院から車で約1時間の自宅へ。チャイルドシートがついている子育てタクシーを利用しました。
監修/中川一平先生(帝京大学医学部付属病院 産婦人科助教、外来医長)
まとめ/栗本和佳子、たまごクラブ編集部
●掲載している情報は2022年11月現在のものです。