たまひよ妊娠日記[妊娠7カ月(27週)ごろ]井上美穂子さん
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。
井上美穂子さんは、万が一、お産が早く始まったときのことも考えて、まずはベビーベッドなど、ベビー用寝具を準備したそうです。
井上美穂子さん(35才)
フリーランスの婚活アドバイザー。家族は夫と豆柴(しば)の茶太朗(6才)。
「妊娠してからは仕事をセーブして、ほぼ在宅に。出産は無痛分娩にする予定です」
勉強や出産準備の情報収集をしています
最近は毎日寝苦しくて体調が今ひとつ優れません。
外出が減り、家で過ごす時間が増えたので、保育士の資格取得に向けて勉強を始めました。乳児のお世話や栄養のことなどが詳しく学べて、一石二鳥だと感じています。
妊娠7カ月も終盤になり、SNSなどで情報収集をしながら、入院グッズの準備も少しずつ始めています。貴重な入院時間を快適に過ごせるように、ドライシャンプーなど自分ケアグッズもしっかり持っていくつもり。まだ、バッグには詰めていませんが、けっこうな荷物になるかもしれません(笑)。
夫が初めて超音波検査に立ち会い
通院している産院では、私しか診察室に入れないので、夫は超音波検査に立ち会ったことがありません。そこで、夫婦で3D・4Dエコーが見られるクリニックへ行きました。
育児グッズのサンプルを集め中!
通販サイトに登録して、マタニティ・ベビー用品のサンプル詰め合わせをもらいました。ほかにも、応募者全員プレゼントなど、積極的に申し込んでいます。
プレママ・プレパパセミナーに参加♪
子ども服ブランド主催のプレママ・プレパパセミナーに夫婦で参加しました。3㎏の赤ちゃん人形を抱っこしたら、予想以上に重くてびっくり!
保湿ケアクリームを追加購入!
妊娠4カ月から愛用していたママ&キッズの“ナチュラルマーククリーム”。ボトルを1個使いきったので、追加購入。今のところ妊娠線はできていません。
井上美穂子さんの体重変化
体重に関しては産院から何も言われていません。ただ、貧血ぎみなので、鉄剤を処方されました。
【妊娠中の悩みをPick Up】
井上美穂子さんのお悩みに産婦人科医の中川一平先生が答えてくれました。
Q 妊娠中期、とくに大切な栄養はありますか?
妊娠初期における葉酸の重要性はよく聞きますが、妊娠中期以降、とくに摂取したほうがいい栄養はありますか? 葉酸サプリメントも引き続き飲んだほうがいいですか?
A 鉄分を中心に、食事からバランスよく栄養素をとるようにしましょう
妊娠中期以降にとくに意識して摂取してほしいのは鉄分です。妊娠中は血液の循環量が増えるのに赤血球の増えるスピードが追いつかず、血液が薄くなります。18~49才の妊婦の場合、1日にとりたい鉄の量は、妊娠初期で9㎎、妊娠中期~後期は16㎎。中期以降に必要な量が増えるので、意識的に摂取しましょう。
葉酸は胎盤に関連した合併症などのトラブルを予防することができるため、妊娠中期以降も積極的にとり続けたい栄養素です。
タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素を食事からバランスよくとって、特定の栄養素に偏らないように意識することが大切ですが、鉄分や葉酸、その他ビタミンなどは通常の食事では十分な量を摂取できていないと言われています。食事でたりないと感じる場合は、サプリメントで摂取することがよいでしょう。
監修/中川一平先生(帝京大学医学部付属病院 産婦人科助教、外来医長)
まとめ/栗本和佳子、たまごクラブ編集部
●掲載している情報は2023年1月現在のものです。