たまひよ妊娠日記[妊娠初期の様子]飯塚幸里さん
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。現在妊娠5カ月の飯塚幸里さんに、妊娠4カ月までの生活を振り返った話を聞きました。
そろそろ不妊治療を始めようと思った直後に妊娠がわかったそうです。
飯塚幸里さん(31才)
医療系の教員。結婚後できるだけ早く子どもがほしいと思い、不妊治療専門のクリニックに通い始めてすぐに妊娠。
「産休に入ったら里帰りして、自分が産まれた産院で無痛分娩の予定です」
通院を始めた途端に妊娠して、びっくり!
結婚したのは昨年ですが、できるだけ早く子どもがほしいと考えていた私たち。まずは体調をチェックするために、夫婦2人で不妊治療専門のクリニックを受診しました。
最初は血液検査などをしただけで、すぐに不妊治療を始めたわけではありませんでした。次の生理が来なかったら治療を始めようと思っていたタイミングで、その“次の生理”が来なくて…。妊娠判定薬でチェックしたら、しっかり陽性反応が! その時点で妊娠5週0日でした。
こんなに早く妊娠できるとは思っていなかったので、私はびっくり。夫は大喜びでした。
超音波画像を見ても、実感なし
初めての超音波写真を見せてもらっても、赤ちゃんをおなかに宿している実感がまだありませんでした。
不妊治療クリニックの先生に「早く産院を決めたほうがいい」と言われ、里帰りして、私が産まれた産院で出産しようと決めました。その産院では、私の姉や友人たちも出産しているので、安心して産めそうです。
里帰りするまでの健診は、自宅から徒歩3分の産院に決めました。平日は働いているので、土日診療をしているのが、決め手になりました。
妊娠6週ごろから“食べづわり”スタート
なんかいつもと調子が違うな…と感じていたら、空腹になると吐きけがするようになりました。糖分やカロリーをとりすぎずに空腹を満たしてくれるものがないか、探して見つけたのが、こんにゃく粉入りのおから入りのクッキー。低カロリーでもおなかが満たされます。
また、妊娠してからは疲れやすくなり、夕方には疲労がピークに。10歩歩いただけで疲れてしまうようになりました。さらに、頭痛や全身のかゆみも…。帰宅するとぐったりで、何もする気になれません。
夫は料理をはじめ家事全般が得意なので、しばらくすべてお任せできて助かりました。
妊娠14週ごろ、少し落ち着いたけど…
“食べづわり”は、妊娠14週ごろに落ち着きました。つわりの時期も、葉酸のサプリメントを飲むなどして、栄養面には気をつけていました。ただ、つわりが落ち着いた今でも、疲れやすさや頭痛、全身のかゆみに悩まされています。産院でかゆみ用の飲み薬と塗り薬を処方してもらいましたが、完全には治まりません。
さらに、体の大きな変化といえば、トイレが近くなったこと。夜中に必ず1回は尿意で起きてしまいます。おなかの赤ちゃんはまだとても小さいのに、妊娠した途端、いろいろな体の変化が起こるなんて、とても不思議です。
監修/中川一平先生(帝京大学医学部附属病院 産婦人科助教、外来医長)
撮影/橋詰かずえ まとめ/栗本和佳子、たまごクラブ編集部
●掲載している情報は2023年2月現在のものです。