たまひよ妊娠日記【妊娠5カ月(18週)ごろ】飯塚幸里さん/生活編
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。
妊娠18週に入った飯塚幸里さんは、食べつわりは落ち着きましたが、そのほかの不快症状はまだ継続中。家では、ドラマを見たり、夫婦でゲームをしたりするのが気分転換になるそうです。
飯塚幸里さん(31才)
医療系の教員。結婚後できるだけ早く子どもがほしいと思い、不妊治療専門のクリニックに通い始めてすぐに妊娠。
「産休に入ったら里帰りして、自分が産まれた産院で無痛分娩の予定です」
多忙と不調で、疲れ気味。家事は夫にお任せ!
空腹になると気持ち悪くなることは減ったので、妊娠初期ほどのつらさはなくなりました。でもまだ、疲れやすく、頭痛や全身のかゆみに悩まされています。しかも、職場では、指導している学生たちの資格試験日が迫っていて、気が抜けない忙しさ。平日は帰宅すると、ぐったりです。
夫が料理好きということもあり、食事の準備はすべてお任せ。栄養バランスや体重管理を考えて、料理研究家・リュウジさんの料理本『バズレシピ ベジ編』を見ながら、野菜たっぷりの料理を作ってくれます。
母子健康手帳はポーチに入れています
“いかにもマタニティ用”というデザインは私にはまだ気恥ずかしいので、好きなインテリアショップのポーチに入れています。
ヒールをやめてスニーカー派に!
昨年、新婚旅行に行ったとき、まとめて購入したスニーカー。妊娠したら必要になる!と見越して買っておいて、正解でした。
連休に温泉に行きました
連休に帰省した際、2人で温泉に小旅行。日ごろの疲れが癒やされて、元気になりました!
気が早い!(笑) 夫がベビーシューズを購入
夫が友人と出かけたときに、衝動買いしてきたベビー用スニーカー。安産のお守りは、マタニティマークでめずらしい!と思ったので、購入。もう1つのお守りは、おいっ子がプレゼントしてくれました。
【妊娠中の悩みをPick Up】
飯塚幸里さんのお悩みに産婦人科医の中川一平先生が答えてくれました。
Q 肌のかゆみを止めるには?
保湿をしても夜になると肌がかゆくなり、夜何度も起きてしまうのですが、対策はありますか?
A スキンケアアイテムを見直すか、薬を処方してもらって
妊娠中はホルモンバランスが変化し、代謝が上がるため、肌がデリケートになり、かゆみや肌の乾燥が起きやすくなります。また、以前から使っていたスキンケアアイテムが、急に肌に合わなくなることも。清潔・保湿を心がけていてもかゆい場合は、保湿剤などのスキンケアアイテムを見直すのも手。妊娠中は、低刺激で保湿力の高いスキンケアアイテムがおすすめです。
それでも、かゆみがひどい場合は医師に塗り薬を処方してもらいましょう。
とくに外陰部に関しては免疫力の低下からカンジダ腟炎になりやすく、切迫早産の原因になることも。外陰部のかゆみが気になるときは産院で診てもらうようにしてください。
監修/中川一平先生(帝京大学医学部附属病院 産婦人科助教、外来医長)
撮影/橋詰かずえ まとめ/栗本和佳子、たまごクラブ編集部
●掲載している情報は2023年2月現在のものです。