たまひよ妊娠日記[妊娠10カ月(37週)ごろ]松永理奈さん
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。
松永理奈さんは、赤ちゃんを迎えるお部屋の準備や入院準備を終えて、あとはお産を待つばかりのようです。
松永理奈さん(30才)
専業主婦。病院で看護助手として働いていましたが、妊活のために退職。その2カ月後に妊娠が判明。
「総合病院での立ち会い出産を予定しています」
お産に向けてコンディションを整えています
出産予定日まであと2週間くらい。最近は遠出をせず、残りわずかな夫婦2人だけの時間を大切にしながら、家の中で過ごしています。お茶を飲んだり、お菓子を食べたりしながら、生まれてくる赤ちゃんは「どっちに似ているかな?」「どんな子なのかな?」などと話しています。
また、安産をめざして、体のコンディションも整えるように心がけています。朝起きて体調のいいときは、朝食前にストレッチ。少しでもお産がスムーズになるように、頑張っています!
いつお産が始まるかわからないから、毎日ドキドキしますが、赤ちゃんも一緒に頑張って生まれてくる! そう思って、出産を楽しみにしています。
ベビーベッドをスタンバイ!
購入したベビーベッドが届いたので、子ども部屋に設置しました。ベッドを組み立て中の夫、真剣な表情です!
世界一幸せな洗濯♪
天気がいい日に、夫と2人でベビーウエアの水通しをしました。赤ちゃんの衣類は、小さくて、かわいくて、幸せな気分になりました。
入院用の荷物をパッキングしました
お産入院用の荷物を準備しました。入院グッズはキャスターつきのスーツケースに。陣痛時に使うものはトートバッグに入れました。写真はトートバッグの中身です。
安産に向けて、始めました!
妊娠37週を過ぎてから、昨年出産した妹からもらったラズベリーリーフティーを飲み始めました。最近は、スウィートアーモンドオイルを使って会陰(えいん)マッサージもしています。
松永理奈さんの体重変化
体重増が10㎏を超えました。お産までもう少し。毎日、体重計に乗って、体重管理を意識しています。
【妊娠中の悩みをPick Up】
松永理奈さんのお悩みに産婦人科医の中川一平先生が答えてくれました。
Q 腟(ちつ)に痛みを感じるのはなぜですか?
臨月に入り、時々、腟にツーンとした痛みがあります。出産間近だからでしょうか?
A感染症の可能性もあるので医師に相談を
お産が近づくにつれ、子宮口はやわらかくなりますが、赤ちゃんの重みで隣接する腟壁に押されたり、下着と接触したりした際に擦れて痛みを感じることがあります。
ほかには、細菌性腟症やカンジダ腟炎、膀胱炎が原因で痛みを感じることも。
妊娠中は免疫力が弱まるので、腟内の自浄作用のはたらきが弱まり、細菌性腟炎やカンジダ腟炎になりやすくなります。
また、大きくなった赤ちゃんの重みで尿の通り道が圧迫されると、おしっこが出にくくなり、細菌が繁殖しやすくなることから膀胱炎にもなりやすくなります。
細菌性腟症やカンジダ腟炎、膀胱炎などは治療することができますので、産院に相談することをおすすめします。
監修/中川一平先生(帝京大学医学部附属病院 産婦人科助教、外来医長)
まとめ/栗本和佳子、たまごクラブ編集部
●掲載している情報は2023年2月現在のものです。