たまひよ妊娠日記[産後]若木由紀さん/産後の生活編
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。
若木由紀さんは不妊治療の末、妊娠39週4日で女の子を出産。産後の処置が長引き、里帰り後に通院しながらの育児スタートとなった若木さんの生活をご紹介します。
若木由紀さん(38才)&柊花(とうか)ちゃん
建築系会社の設計士。2年間の不妊治療を経て、顕微授精で第1子を妊娠。甲状腺の持病や高齢出産の不安、出産時の癒着胎盤による大量出血などを乗り越え、現在は実家で過ごしています。
不妊治療や出産も大変だったけれど、産後の大変さはまた違う!
退院から1カ月間は、実家で過ごします。初めての育児で何が必要なのかわからなかったのですが、おむつを入れるごみ袋や、哺乳びんを消毒するケースなど、私が準備できていなかったものを母が用意してくれていました。
母がバランスのいい食事を作ってくれるので、育児に専念できています。夜眠れなかったときは、母に娘をゆだねて朝に寝ることもあります。
産後2週間は出産時からの貧血がつらくて通院していましたが、かなり体力が回復してきました。
まだまだ育児に慣れていないので、「たまごクラブ」に載っている読者の体験談がキラキラして見えます。自分の体のことや、授乳のことなど、産んだら妊娠中とはまた違う悩みがあるものですね。
おふろタイムに娘はご機嫌
娘はおふろが好きなようで、沐浴のときはいつもうっとり。
私一人で沐浴をするのは不安なので、日中の温かい時間に母に付き添ってもらいながら、浴室で入れています。
夫は毎週休みの日に私の実家に来ています。そのときは、夫が中心になって娘の沐浴をしています。
グズグズタイムの抱っこはスクワットしながら
3時間おきの授乳に加え、夜間に泣いたときは数時間抱っこし続けることも。新生児から横抱きで使える抱っこひもを購入しましたが、気に入ってもらえず大泣きです。いつか大活躍してくれると信じていったんしまうことにしました。
抱っこのときは軽くスクワットをするなど自分の筋トレタイムにして、気分を上げています。
実家の猫が娘に少し慣れてきました
自宅で猫を飼っていますが、実家にも猫がいるので、ケンカにならないように自宅の猫は里帰りの間、叔母に預けています。実家の猫はかなり赤ちゃんに慣れてきましたが、ちょっとやきもちを焼いているみたい。家に帰ったとき、自宅の猫がどんな反応をするのか予想がつきません。
上手に授乳できるようになりたい!
退院の道すがら、病院で使用していた搾乳機を購入。でもあまりうまく使えず、授乳で乳首に血豆ができてしまいました。痛くて悩んでいたら、母乳育児専門のサポート施設を母が教えてくれました。
実家の車にはチャイルドシートがないので、車で私と赤ちゃんが通うのは難しかったのですが、助産師さんが家に来て診てくれるところを見つけられたので助かりました。
出してもらった馬油を痛いところに塗っています。
4世代女性集合!
普段はケアハウスにいる私の祖母が会いに来てくれました。祖母にとってひ孫は7人目!わが家は女系家族で、祖母も娘3人を産み、母を含むその娘たちも女の子を産んでいます。出産の経験談を聞くと、親せき同士でも全然違うのだなと思います。親せきが産んだ子たちとは年齢差がありますが、子育てを相談できる相手はたくさんいそうです。
今使っているおもちゃはこれ!
夫が退院翌日に買ってきた、羽の部分を触るとカシャカシャと音がするおもちゃ。今持っているおもちゃは、ぬいぐるみのファーストトイと、これだけです。
ちょっと音に反応しているかな?自分から遊んでくれる日が楽しみです。
監修/中川一平先生(帝京大学医学部附属病院 産婦人科助教、外来医長)
撮影/白川間弓美 まとめ/奥村裕美、たまごクラブ編集部
●掲載している情報は2023年2月現在のものです。