【妊娠日記9カ月】第4子妊娠で10年ぶりの前駆陣痛!あわてて出産準備を仕上げ中<玉本裕子さん第7回>
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。妊娠35週の玉本裕子さんは、おなかが張ることが増えた玉本さんを心配してパパがリモートワークを増やしてくれたそうです。
玉本裕子さん(39才)
第4子妊娠中。専業主婦。上は中3長女、小5次女、小3長男。妊娠38週に計画無痛分娩の予定。「赤ちゃんの名前候補が山ほどあり、なかなか決まりません。親ぞくの投票で絞り込んで、生まれた赤ちゃんの顔を見てから夫婦で決めようかと、夫と話しています」
前駆陣痛のような張りを感じる日も。次女はお世話の練習中
妊娠9カ月に入るやいなや、軽い前駆陣痛(ぜんくじんつう)に似たおなかの張りを感じるように。医師からは「計画無痛分娩の出産予定日よりも早めに陣痛がくる事も想定しておいてください」と言われ、出産が近づいていることを実感しています。おなかの重みで横になってもラクな姿勢が見つからず、夜も3時間おきくらいに目覚めてしまいます。産後の新生児育児のような睡眠間隔で、寝不足に…。
そんな中、私を心配してリモートワークを増やしてくれた夫と、昼休みにランチをしたり散歩したりと、2人で過ごす時間が増えました。子どもたちも赤ちゃんの誕生を心待ちにしていて、次女は、なんと赤ちゃんのおむつ替えの練習をスタート。長女のウエイトベア(長女が生まれたときに出生体重に合わせて作ったぬいぐるみ)を抱っこふとんの上に載せて、熱心にお世話の予習をしています。友人たちも私を励まそうと食事に誘ってくれたりして、家族と友人たちに支えられていると実感しています。
あわてて入院バッグを用意
おなかが張るようになり、あわてて入院準備を始めました。出産に必要な基本的なものは産院に用意されているので、退院時に着る自分の服や下着、化粧品を入れました。
必要最低限のベビーグッズは準備完了
おむつやおしりふき、ミルクなど、必要最低限のベビーグッズも準備しました。ベビーベッドやバウンサーはレンタル予約をして、計画無痛分娩の出産予定日の直前に到着予定です。実家に帰省するときに使いたいクーファンと、抱っこふとんも購入。あとは、赤ちゃんが生まれてから必要と感じたものを都度Amazonでポチっとする予定です!
私のためのケア用品
友人から “モディッシュ ママズケア”のスキンケアグッズをもらいました。妊娠中の肌の保湿やマッサージ、産後の授乳時の乳頭ケアができるアイテムなどがセットになっています。長く使えそう!
玉本裕子さんの体重の変化
現在+9.7㎏。大きいおなかに胃が圧迫されているのか、1回の食事量が減り、油ものが苦手に。さっぱりしたものや、かんきつ系の果物をよく食べています。
[産婦人科医・中川先生のQ&A]玉本さんの妊娠中の悩みをPick Up!
【Q】1日ごとの体重の増減は気にしなくて大丈夫ですか?
胃がおなかに圧迫されて、軽いつわりのような不快感があります。日によって食欲にばらつきがあり、体重が1日で1㎏増減することも。総合的には医師に指示された範囲で体重管理できていますが、日々の増減は気にしなくて大丈夫でしょうか?
【A】適正増加体重の範囲であれば、少しくらいの増減は問題ありません
妊娠中の体重は、あくまで健康管理の目安の一つ。日々の体重変化については、食事量や便秘の有無などで1kg程度増減することはあり得ます。
この妊婦さんの場合、健診で医師からとくに指摘を受けていないので、心配しなくて大丈夫です。適正増加体重の範囲であれば、少しぐらいの増減は気にせず、ラクな気持ちでいるといいでしょう。
出産が近づいてくると、みぞおちまで達していた子宮が、徐々に下がってきます。胃も圧迫感から解放され、食欲が通常の状態に戻るはずです。
ただし急激に増えてしまった場合や、体重増加に加えて尿量減少、むくみ(浮腫)の悪化がある場合は、妊娠高血圧症候群(にんしんこうけつあつしょうこうぐん)などのリスクが高まるので要注意です。
監修/中川一平先生(産婦人科医・帝京大学医学部附属病院 産婦人科)
まとめ/大部陽子、たまごクラブ編集部
●掲載している情報は2023年5月現在のものです。