1. トップ
  2. 妊娠・出産
  3. おなかの赤ちゃんとコミュニケーションしよう! 効果的な胎教メニューを一挙公開

おなかの赤ちゃんとコミュニケーションしよう! 効果的な胎教メニューを一挙公開

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ElenaNichizhenova/gettyimages

“胎教”って何? 何か特別な教育をするの? 何のためにやるの? 妊娠して初めて“胎教”という言葉を聞いたという人も多いはず。“胎教”の意味や、いつ、どうやって、何をしたらいい?について産婦人科医の池川先生に伺いました。

関連:【妊娠6ヶ月~】[キックゲーム][ポーズ調べ]でおなかのベビーと遊ぼう!

おなかの赤ちゃんの発達に合わせて胎教をしよう

NosUA/gettyimages

胎教の基本は、ママがしたいことを、おなかの赤ちゃんを思いながらやること。基本を押さえていれば、いつ始めても、何をしてもOKですが、おなかの中での発達を知り、それに合った胎教にトライすると、おなかの赤ちゃんの様子をイメージしやすく、より楽しめるでしょう。

妊娠初期にトライしたい胎教

五感のうち、胎児のときに最初に発達するのが皮膚感覚です。ママがおなかの上からなでた感覚も、赤ちゃんは感じ取っているはず。皮膚は“巨大な耳”ともいわれ、全身で音を振動として感じ取っているとも考えられます。

初めての胎教でおすすめは
●話しかけ
●おなかに触る
●絵本の読み聞かせ

妊娠中期にトライしたい胎教

聴覚が完成に近づき、おなかの中でもしっかりと外の世界の音が聞こえています。中枢神経や末梢神経などの神経系がネットワークとしてつながり、かすかだった胎動が活発になりママもしっかりわかるようになります。皮膚の神経組織もいよいよ完成間近で、ママがおなかの上からなでてあげる感触がより伝わりやすくなります。まばたきができるようになり、ママの腹壁を通して光も感じるようになるでしょう。

妊娠初期のおすすめに追加して
●キックゲーム
●音楽を聴く
●気持ちを記録する
●アートな気分を味わう

妊娠後期にトライしたい胎教

骨格がさらに発達して筋力がアップし、皮下脂肪が増えておなかをキックする力も強くなります。ママはときどき痛いほどに活発な胎動を感じるようになるでしょう。音の強弱や高低を聞き分けられるようになり、ママとパパの声に反応したり、大きな音にはびっくりしたりすることも。

胎教の総仕上げに
●パパや家族も一緒に楽しむ

実践しよう! 赤ちゃんを身近に感じる胎教メニュー

dolgachov/gettyimages

赤ちゃんのことを考えながら、手軽にできるメニューです。ママが赤ちゃんと積極的にコミュニケーションをとることは、赤ちゃんの脳へのいい刺激になり、赤ちゃんが、自分がママに受け入れられているという安心感を得ることにもつながります。

話しかけ

ママの声をたっぷり聞かせてあげましょう。最初は「おはよう」「おやすみ」のあいさつから。毎日の生活から感じることを自然な言葉で話しかけてあげればOK。悪口やネガティブな言葉はNGです。少し大きな声で、気持ちを込めて優しく話しかけてあげて。

おなかに触る

温かい手で優しく触ってあげましょう。おなかが張ってきたらストップ。おなかの上から触ったり、なでたりすると愛情ホルモン“オキシトシン”が分泌され、ママはより赤ちゃんをいとしく思うようになり、赤ちゃんの様子もイメージしやすくなります。

絵本の読み聞かせ

ママのお気に入りの絵本や優しい気持ちになれる絵本を選んで読んであげましょう。高めの声でゆっくりと。絵本の世界をしっかりイメージしながら読むとさらに効果的です。

キックゲーム

キックゲームは胎動を使ってできる、コミュニケーションゲーム。ママが「キック!」と言いながら軽くおなかをたたくと、赤ちゃんがママの声と振動に反応してけり返してきます。うまく交流できるようになるには、1カ月ほどかかります。気長に、やってみることに意義があります。

音楽を聴く

ママの好きな曲を赤ちゃんと一緒に楽しみましょう。集中して聴く必要はありません。何かをしながらで十分です。ただ、激しくて興奮しがちな曲より、ゆったりとした曲がおすすめ。モーツァルトやビバルディは、曲のリズムが赤ちゃんの心拍数に合っているといわれ、気持ちが落ち着きやすいそうです。

気持ちを記録する

「かわいいね」「元気に育ってね」「大好きだよ」……赤ちゃんへの思いを、書き留めましょう。思いを言葉としてつづることで、赤ちゃんへの愛情がさらに増し、形として残すことで、赤ちゃんが成長したときに読ませてあげることもできます。

アートな気分を味わう

アートといっても、特別な道具をそろえたりする必要はありません。自分が夢中になって楽しめるものを見つけましょう。写真撮影や、お絵かき、手芸や手作り、塗り絵などなんでもOK。赤ちゃんを意識してやってみるといつもと違った味わいの仕上がりに。

パパや家族も一緒に胎教を

LSOphoto/gettyimages

パパやママ以外の家族が、ママのように赤ちゃんとの一体感を得ることは難しいですが、ママのおなかに触れて胎動を感じたり、おなかに話しかけたりしてコミュニケーションを楽しみましょう。胎内でパパやママ以外の家族の声に聴き慣れた赤ちゃんが生後、声に反応することも。何より、胎教を通じて家族のきずなが深まり、赤ちゃんの誕生がますます待ち遠しくなるはずです。

これも大事! ママと赤ちゃんがリラックスできる胎教メニュー

DmitriiSimakov/gettyimages

ママが笑ったり、感動したり、気持ちがいいと思うとき、脳内にはドーパミンなどのホルモンが分泌され、その結果、体の免疫力が高まり、血液循環もよくなるといわれています。血流がよくなり、ママからたっぷりの酸素と栄養が送られてくれば、おなかの赤ちゃんの発育や情緒にもいい影響を与えます。妊娠中は、どうすれば自分がリラックスできるのかを知り、できるだけストレスなく過ごすことがとても大切。これも立派な胎教です。

自然に癒やされる

花や植物の緑など自然に触れて心がリラックスすると、副交感神経が優位な状態になり、おなかの赤ちゃんも安心して過ごすことができます。季節の花を飾ったり、散歩をしたり、近場を旅行したりして、自然との触れ合いを楽しんで。美しい風景などが収録された写真集を眺めるのも効果的です。

自分磨きでリフレッシュ

むくみやお肌のトラブルなど妊娠による気になる変化がさまざまあるからこそ、自分磨きの心地よいひとときは重要。ネイルケアやアロマセラピーなどセルフケアでリラックスタイムを過ごしたり、ヘアカットでリフレッシュしたりしてみましょう。ママが自分自身をいたわることは赤ちゃんを大切にすることともつながります。

気分転換ですっきり

妊娠中、気持ちがブルーになったときは、ママ自身が気持ちいいと感じられることをして、上手に気分転換を図りましょう。ママがリラックスすると、快感を増幅するホルモンが分泌されます。これは胎盤を通じて赤ちゃんにも伝わり、赤ちゃんもリラックスできます。

おなかの赤ちゃんにとって、ママのおなかの中はとても居心地がいいものです。だから、胎教を通じたコミュニケーションで伝えてあげましょう。「ママとパパがいるから安心して外の世界に出てきてね」。“胎教”には、妊娠生活をより豊かにしてくれるだけでなく、出産に向けてママとパパとおなかの赤ちゃんの心を一つにしてくれる力もあります。妊娠中にしかできない体験をぜひ楽しんでください。
(文/たまごクラブ編集部)

監修/池川 明 先生(池川クリニック 院長)

関連:おなかの赤ちゃんの「胎動が激しい」「胎動が減った」心配なのはどっち?

■おすすめ記事
妊娠週数に合った情報をLINEにお届け!専門家の監修付きで安心♪<こどもちゃれんじ>のWelcomebabyはこちら→

妊娠・出産

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

妊娠・出産の人気記事ランキング

関連記事

妊娠・出産の人気テーマ

新着記事

ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/