おなかが張る!かゆい!足がつる! 妊娠中の体の変化にびっくり
2人の仲良し姉妹を育てている【Chisato】です。30歳で第1子、34歳で第2子を妊娠しました。妊娠中は思った以上にいろいろなトラブルを経験しました。
常におなかが固い!おなかが張るってこのこと?
私は妊娠判明後もフルタイム勤務していました。そのためか、常におなかにピーンと張ったような感覚がありました。とはいえ、妊娠当初からほぼその状態だったので、自分ではそれがおかしいとは思っていませんでした。
妊婦むけのイベントなどで、「おなかが張っていませんか?」と聞かれてもピンときません。妊婦のおなかがどういう状態が普通なのか、イメージがつかめず、いつも半信半疑でした。しかし手でさわると常に固かったので、「おなかが張っている」状態だったようです。
ほどなく産院で相談をしたところ、張り止め薬を処方されました。張り止めの薬には副作用がある場合があり、私は飲むと動悸がして気分が悪くなりました。そのため夜の就寝前に服用し、そのまま寝ることにしていました。
足のつり(こむら返り)との長い長いつきあい
妊娠中はほぼ毎日、足のつり(こむら返り)や足のむくみの症状に悩まされました。疲れが足にたまりやすかったのもあって、夕方になると足がだるくなってむくんでしまうのです。ふくらはぎが固くなって、夜寝ているとさらに固くなり、ピーンと張って…「い、痛ーい!!」。
何とか予防できないかとその方法を模索しました。足のつぼを押したり、寝転んで壁に向かって足を上げて体操をしたり。会社で階段を使ったり、マタニティービクスに通ったりもしました。さらに妊娠後期は妊婦OKのマッサージも利用しました。それでも、こむら返りが治ることはなく、出産までの長いつきあいになりました。
貧血気味。通勤途中に座ると、立てなくなる
あるとき産院から、「貧血気味だ」と言われ、鉄剤を処方されました。貧血のせいか妊娠中は立ちくらみにおそわれることがありました。
妊娠後期、かなりおなかが大きくなったころです。会社の最寄り駅で少し調子が悪くなり、トイレで休んでいたら立ち上がれなくなってしまって、そのまま休憩したことも。つくづく無理はしてはいけないと感じさせられました。
貧血を改善するため、納豆や豆腐、小松菜、レバーなどを積極的に取るようにしました。マタニティ雑誌やインターネットにはレシピも掲載されていることが多く、よく利用しました。
おなかの下半分が、とにかくかゆい!
おなかが大きくなるにつれ、おなかの下半分がどんどんかゆくなってきました。おなかの重さで腰が痛くてつらく、暑いなか腹帯を愛用していました。腹帯で熱がこもるせいなのか、それとも肌が伸びていっているせいなのか、かゆくてたまりません。
かゆみだけでなくお肌がカサカサになっているので、何とかしたいとあれこれ試してみました。市販のかゆみ止めを塗る、冷たくなりすぎない程度に冷やすなど。でもどれも効果はありませんでした。
皮膚科に相談して、かゆみ止めの薬を処方してもらいましたが、それでもすっかり治ることはありませんでした。おなかのかゆみも、出産までの長いつきあいとなってしまいました。
さまざまなトラブルを乗りこえて、妊娠38週目で、身長48㎝、体重2506グラムの長女を出産しました。出産後は治ったのか、忙しすぎて気にする間もなかったのか、はっきりとは覚えていません。でもその当時のことは今でもありありと思いだすことができます。妊娠中の体はいつもとは別物なのだとつくづく実感しました。赤ちゃんだけでなくお母さんも、お母さんになるために頑張っているのだなと思います。こういったいろいろな苦労も、もしかしたら子どもを、より一層大切に思わせるスパイスのようなものかもしれませんね!
[Chisato*プロフィール]
2人の女の子を育てています。自分のきょうだいは弟だったので、姉妹は新鮮! とても仲良しで、いつもくっついています。ときにはケンカをする様子をほほえましく見守っている毎日です。娘たちが大人になったら、一緒にショッピングや旅行に行くのを今から楽しみにしています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。