【妊娠39週】第1子が卵膜付着、次の妊娠もそうなる可能性は?【専門家Q&A】

たまひよプレミアムの人気コーナー「専門家Q&A」から「第1子が卵膜付着、次の妊娠もそうなる可能性は?」というお悩みについての質問に対する専門家の回答をご紹介します。
【質問】第1子が卵膜付着、次の妊娠もそうなる可能性は?
体外受精で妊娠した第1子を帝王切開で出産しました。
帝王切開になった理由は、NST(ノン・ストレス・テスト)で頻脈がしっかり出ないことが続き、胎児が弱っているかもしれないと考えられたためです。帝王切開してみたら卵膜付着があり、臍帯(さいたい)が胎盤の端についていたため、NSTの反応が悪かったのはこのせいだったのだろうとのことでした。
私は妊婦健診のたびにエコーを受けていましたし、妊娠30週のころには世界的に有名な出生前診断のクリニックで詳細なエコーを受けました。それでも卵膜付着は指摘されていなかったので驚きました。
今回は体外受精での妊娠だったのですが、体外受精では卵膜付着の可能性が高くなると聞きます。私は次回以降の妊娠も体外受精になるので、また卵膜付着になるのではと心配です。
一度卵膜付着があった場合、次回もそうなるということはありますか?
また、卵膜付着の診断は妊娠後期には難しいとのことですが、何週までならわかるのでしょうか?
【専門家の回答】有馬香織先生(日本赤十字社医療センター)
無事にご出産されたとのこと、おめでとうございます。急に帝王切開となって驚かれたことでしょう。臍帯卵膜付着(さいたいらんまくふちゃく)は胎盤・胎児の位置などにより卵膜付着の診断が難しいことがあります。
卵膜付着の場合、赤ちゃんの心拍変化が出て、急いで分娩にする場合もありますが、赤ちゃんが元気に生まれ、出産後に卵膜付着が判明する場合もあります。
卵膜付着は妊娠の1%程度ですから、次回も卵膜付着になる可能性は低いと思います。
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