【妊娠28週】母子家庭向けの生活費の援助を受けるためにはどうしたらいい?【専門家Q&A】

たまひよプレミアムの人気コーナー「専門家Q&A」から「母子家庭向けの生活費の援助を受けるためにはどうしたらいい?」というお悩みについての質問に対する専門家の回答をご紹介します。
【質問】母子家庭向けの生活費の援助を受けるためにはどうしたらいい?
妊娠8ヶ月の妊婦です。
もうじき産休に入るのですが、シングルマザーなので、産休中の生活費(家賃や食費など)をどうしたらいいのか不安でしかたがありません。
母子家庭の生活費の援助とかは、あるのでしょうか?そういった場合は、どこに手続きに行けばいいでしょうか?
【専門家の回答】當舎緑先生(社会保険労務士・行政書士)
まずは、お住まいの自治体の窓口に行ってみましょう。
「母子寡婦福祉貸付金」や「生活福祉資金」など、緊急の小口資金が借りられるところがあります。また、産休に入る前に、勤務している会社の就業規則などを確認してみましょう。社会保険に加入していれば、加入している健康保険から、出産手当金が支給されるはずです。
目安は、お給料の2/3程度となります。何度かに分けて請求するのも可能ですので、支給されるのが遅くなるのが心配であれば、産前・産後に分けて請求すると比較的早く申請が済み、入金があるでしょう。
預貯金などの財産もなく、日々の食費にも困るほどであれば、生活保護(医療扶助や家賃補助)を受けるという選択肢もありますが、出産後また働くのであれば、とりあえずは上記のような緊急の融資を受け、働きながら返済するというのも一つの選択肢となります。
子どもを出産したあとは、児童手当や児童扶養手当を忘れずに申請してください。
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