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「さかご」を直したい! ママができるアプローチ5

ドレスに妊娠中の女性は、白い背景の上の腹に手を保持します。
NataliaDeriabina/gettyimages

さかごは自然に直ることも多いのですが、赤ちゃんが回転しやすくなるためにママが手助けできることもあります。医師や助産師さん、鍼灸師さんが教えてくれたさかご直しのコツをご紹介します。

さかご直しを意識するのは妊娠28週ごろから

医師がさかごを注視するのは、妊娠28週~30週ごろから。この時期はまだ頭位に戻る可能性が十分あります。35週ごろになってもさかごが直らない場合は、帝王切開の説明があり、37週~38週に手術日の予定を組むことが多いでしょう。ただし、臨月になってもさかごが直る可能性はありますし、手術当日もさかごが直っていないかを確認してから、手術を行います。

さかご直し。ママができる5つのアプローチ

子宮も筋肉なので、緊張するとかたくなります。そして、子宮がかたいと赤ちゃんは動きにくくなるので、さかごも直りにくくなります。さかごを直すためには、子宮の筋肉をやわらかくすることが重要。そのために、「温める」、「リラックスする」ことがポイントになります。
ただし、さかごを100%確実に直す方法はないのが現状です。ママができるのは、さかごが直りやすい環境づくりまで。万が一、さかごが直らなくても、ママのせいではありません。赤ちゃんがおなかの中で心地いい位置が、たまたま、さかごだったということです。

アプローチ1 体を温める

さかごを直すのに「冷え」は大敵! とくに下半身の保温は大切です。素足は冷えの原因になりやすいので、暖かい季節でも靴下を着用しましょう。足湯などもおすすめです。また、マタニティ用のショーツや腹巻きなどで、おなかもしっかり保温しましょう。
食生活では、体を温める食品を取ることを意識して。納豆などの発酵食品、しょうが、かぶ、にんじん、かぼちゃなどには、体を温める働きがあります。また、野菜料理は、生よりも加熱調理がおすすめです。

アプローチ2 横向きに寝て赤ちゃんの回転を応援

健診で赤ちゃんの向きを確認したら、赤ちゃんの背中が上になるように、ママが横向きに寝ることを意識してみましょう。そうすることで、赤ちゃんの頭は重力によって下がり、回転しやすくなります。ただし、一方向にばかり横になっているとママの体にも負担がかかるので、30分くらいを目安に同じ姿勢をキープしたら、ラクな姿勢に向きを変えてもOK。また、赤ちゃんがずっと同じ向きでいるとは限らないので、健診のたびに向きを確認するようにしましょう。

アプローチ3 お灸やツボ押し

お灸や指圧でツボを刺激することで、血行がよくなり体が温まります。さかご直しにおすすめなのは、「三陰交」と「至陰」のツボ。ドラッグストアなどで市販されているお灸があるので、自宅で気軽に実践できます。お灸を選ぶ際は、穏やかな温熱のものを選ぶといいでしょう。ただし、妊娠中はNGなツボがあるので、自己判断で行わず、かかりつけ医の許可を得てから始めてください。
また、ツボを押す場合は、親指か人さし指でやさしく押す程度で十分です。

●三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの出っ張りのいちばん高いところから、指4本分上にあるツボで、子宮の血行をよくする効果があります。

●至陰(しいん)
足の小指の外側、つめの下の角のつけ根あたりにあるツボ。全身の血流のバランスを整える効果があります。

※お灸のときの注意点
・不快な熱さはがまんしないで、低温やけどに気をつけましょう。
・のぼせたり、低温やけどのおそれがあるので、入浴の前後1時間はあけて、お灸をしましょう。
・お灸は1日1回すれば、十分です。

アプローチ4 リラックスしてストレスをためない

ママが疲れやストレスを感じると、おなかが張りやすくなります。おなかが張ると赤ちゃんは回りにくくなるので、家事も仕事も無理は禁物。疲れたら休息を。半身浴やマタニティヨガ、友人とのランチなど、自分に合ったリラックスタイムを過ごしましょう。

アプローチ5 おなかの赤ちゃんに話しかける

声に出しておなかの赤ちゃんに話かけてみましょう。おなかの下のほうを触りながら、「こっちが頭だよ~」など、呼びかけてみて。おふろ上がりなど、ママの体が温まってリラックスしている状態だと、赤ちゃんも回りやすいはず! パパも声をかけてあげましょう。

監修/育良クリニック 院長 浦野晃義 先生、助産師 田村久実 さん、鍼灸師 柿沼美登里 さん
文/栗本和佳子、たまごクラブ編集部

「さかご」と言われると不安になるかもしれませんが、赤ちゃんがさかごになったり、頭を子宮口に向けた「頭位」になったりを繰り返すのはよくあることです。あせらず、ゆったりした気持ちで、5つのアプローチを試してみて。もしも、出産までにさかごが直らなくて帝王切開になったとしても、大切なのは、赤ちゃんとママが無事に健康でいられること。それが「べストなお産」になります。


参考/「たまごクラブ」2020年6月号「「さかご」と言われたとき
ママができること」

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