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妊娠後期(30週)

赤ちゃんの過ごすスペースを作ろう

赤ちゃんの過ごすスペースを作ろう

わが家でもっとも赤ちゃんが快適に過ごせるスペースはどこ? ベビーベッドかベビー布団だけかによっても、スペースづくりは異なります。

寝室のスタイルや部屋の間取りを考えて

新生児期の赤ちゃんは1日のほとんどを寝て過ごします。まず、赤ちゃんをベビーベッドに寝かせるか、布団で寝かせるかを考えます。そのとき、夜も授乳やおむつ替えなどのお世話がありますから、寝室のスタイルによって、どちらにするかを選ぶようにするといいでしょう。ママがベッドで寝ているならばベビーベッド、布団で寝ているならば布団のほうが、夜のお世話がしやすいです。 また、ママが昼間過ごすことの多いリビングから寝室が見えるような間取りであればいいですが、離れている場合は、ベッドや布団を移動する必要があります。この場合は移動しやすいように、家具の配置を考えて、妊娠中にパパに移動してもらっておきましょう。

たとえば、リビングのすぐ隣に和室がある場合は、夜は和室で布団を敷いて寝かせ、昼はママがリビングにいても和室にいる赤ちゃんの様子を見ることができます。リビングと寝室が離れている場合は、リビングで過ごすときに寝かせるスペースを確保しなければいけません。夜にママはベッドで寝ているのに、赤ちゃんが布団だと、お世話をするときの姿勢に無理があります。また、ママの目線が赤ちゃんの寝ている位置と同じほうが、変化に気づきやすいでしょう。ベビーベッドはほこりから守ってくれるなどのメリットがありますから、それも加味した上で、検討しましょう。

スペースづくりのポイント

赤ちゃんをどこで寝かせるかが決まったら、そのスペースのまわりの室温対策や安全対策を考えましょう。新生児期の赤ちゃんは体温調節がうまくできません。温度や湿度には配慮が必要です。

また、冷暖房の風や外気、直射日光が直接あたらないようにしましょう。 また、頭や体に落ちてきそうなものはないか、地震のときに倒れてくる家具はないかも確認。照明器具の真下に寝かせるのも避けるようにしましょう。

理想的な赤ちゃんスペース・温度・湿度

エアコンの温度や湿度の表示は、大人の身長での快適温度なので、赤ちゃんが寝ている高さに温湿度計を置いてチェックを。新生児期は室温22度~25度、湿度は50~60%が快適な温度と湿度の目安です。時計やカレンダー、壁にかけた絵など、赤ちゃんの頭の上に落ちてくるものがないか確認。ベッドメリーなども頭側につけがちですが、落下の危険を避けるためにも、足もとに設置を。

風通しがよく、換気がしやすい場所が望ましいですが、外気や直射日光があたる窓際からは赤ちゃんの寝るスペースを離しましょう。カーテンを閉めていても、窓からは冷気が入ってきて寒いものです。エアコンに空気清浄機能がついている場合は、換気をしてくれます。風向きも調節して、赤ちゃんに風が当たらないようにしましょう。フィルターの掃除機能がついていないものは、こまめに掃除を。

愛育病院センター長 中林正雄先生

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