1. トップ
  2. 妊娠・出産
  3. 妊娠初期
  4. 妊娠初期(10週)
  5. 妊婦の暮らしの基礎知識

妊娠初期(10週)

赤ちゃんはヒトの形へ。ママがつわりでも栄養は届いています

便秘を解消しよう

妊娠中はホルモンの影響などで便秘気味になりがち。原因と予防策を知っておきましょう

まずは食生活の見直しをしましょう

妊娠前から多くの女性が便秘に悩む傾向にありますが、妊娠すると、それまで便秘に悩んだことがない人も便秘になりやすく、便秘がちだった人はさらに症状が悪化する場合もあります。妊娠中はどうしても便秘になりやすいもの。生活習慣を見直したり、バランスのよい食生活を送ることで、改善に向かう人も多くいます。朝起きたら、きちんと朝食をとり、トイレに入る時間を習慣的につくることが理想的。整腸作用に優れた食物繊維やオリゴ糖、乳酸菌やビフィズス菌を多く含む食品を適度にとるように心がけるといいでしょう。また、適度に体を動かし、腸の働きをよくすると便秘を予防できます。

便秘になるのは、妊娠を機に黄体ホルモンの分泌が増え、その影響で筋肉が弛緩されて腸の働きが低下していること、妊娠中の運動不足や大きなおなかが原因で腹筋が弱くなっている可能性も。日に日に大きくなる子宮が腸を圧迫し、腸の動きを鈍らせていること、おなかの赤ちゃんが気になってトイレでいきめないことなども原因と考えられています。また、痔になってしまうこともあります。大きくなった子宮が直腸や肛門周辺の静脈を圧迫すること、便秘でかたくなった便を強くいきんで排泄すること、血流が悪化することなどが痔になる原因といわれています。

便秘&痔の予防と対策

朝は腸の働きが活発なので、目覚めたらすぐにコップ1杯の冷水を飲みましょう。1日に約1リットルの水分をとると○。ごぼうやきのこ、さつまいもや、海藻類、乳製品など、食物繊維や乳酸菌などを多く含む食品をとりましょう。長時間同じ姿勢を保つのはNG。体調がよければ散歩をしたり、軽く汗をかいたりする程度の家事を行うなどしましょう。

症状がつらいときは産婦人科で便秘薬を処方してもらいましょう。1週間以上も便通がなかったり、おなかが張って苦しかったり、かたい便で排泄しにくい場合は、遠慮せずに主治医に相談を。赤ちゃんに影響のない便秘薬を処方してくれるので、安心して服用できます。

愛育病院センター長 中林正雄先生

妊娠・出産に関する新着記事

新着記事をもっと見る