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妊娠初期(10週)

赤ちゃんはヒトの形へ。ママがつわりでも栄養は届いています

ヒトの赤ちゃん、“胎児”としての成長がスタート!

つわりの症状が最もつらくなる時期。けれども、赤ちゃんは絨毛を通してママから栄養をもらっています。

つわりで食べられなくても、赤ちゃんはママの体から栄養をもらっています

妊娠10週になりましたね。妊娠3カ月の3週目です。 この時期の子宮は、また少し大きくなり、女性の握りこぶしくらいの大きさになります。ママのおなかの表面はあまり変わりませんが、下腹部をなでてみると、ちょっとふっくらした手触りに変わってきているかもしれません。つわりの症状がある人は、今がいちばんつらい時期かもしれません。脱水症状に気をつけて、食べられるものを少しずつ口にしましょう。つわりで何も口にできなかったりすると、おなかの赤ちゃんに栄養が届いているのか不安に思う人もいますが、この時期の赤ちゃんは、へその緒を通してママから栄養をもらっているので大丈夫です。

子宮が少しずつ大きくなるのに伴い、子宮の筋肉や子宮を支える靭帯が引っ張られるため、下腹部にチクチクした痛みが出たり、足のつけ根付近に違和感を覚えたりする場合もあります。 大きくなり始めた子宮の圧迫やホルモンの影響で、骨盤の中の血液の流れが悪くなり、腰や外陰部などが重く感じられるようになる人も。また、同じ原因で、腸のぜん動運動が悪くなるため、便秘になるママが少しずつ増えていきます。 時期には個人差がありますが、ホルモンの作用で乳房が張って痛みを感じるようになってくる人もいるでしょう。 胎盤は、まだ出来上がっていない時期。出血や痛みを伴うことがあれば、早めに産院を受診しましょう。

ヒトの赤ちゃんとして成長をスタート!

おなかの赤ちゃんの成長【8~11週ごろ】

●胎芽から、ヒトの赤ちゃんである胎児と呼ばれるようになります。

●しっぽは完全になくなり頭、足、胴が発達して3頭身に。

●まぶたや唇、歯のもとになる歯胚などができてきます。

●手足の指が分かれ、つめが生え始めます。

●肝臓、胃、腎臓などが働きだし、赤ちゃんは羊水を飲み、尿を排泄し始めます。

いよいよヒトの形をした胎児としての成長をスタート。2頭身から3頭身になり、体の部位や器官ができて徐々に動きだします。臓器が完成すると、赤ちゃんは羊水を飲み、おしっことして排出し始めます。

このころの超音波写真

小さな手足が見えてきた!

ヒトの形に近づいてきて、頭、手、足の区別がわかるようになります。手足を活発に動かす赤ちゃんもいます。写真は片方の足を伸ばした姿勢で、頭の黒い部分は脳です。

かしわざき産婦人科 柏崎香織先生

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