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妊娠初期(6週)

妊婦健診の上手な受け方

健診の受け方/たばこの害について

初めて産婦人科に行くのは不安というママも多いようです。診察を受けるときの服装や、持ち物を事前に確認し、あわてないよう準備をしてから出かけましょう。また、胎児への影響が高いたばこの害についても知っておきましょう。

健診のときの服装と持ちもの

<服装>

■Aラインのトップスとパンツがグー
パンツ派のママにはおしりが隠れる丈のAラインのトップスがおすすめ。

■妊娠中期以降は上下に分かれた服を
妊娠中期以降は腹囲測定や経腹超音波検査があるため、上下に分かれた服装がおすすめ。

■ストッキングやタイツより靴下
靴下なら、足の冷え防止になり、内診で下着を脱ぐときもはいていられます。

■妊娠初期からローヒールの靴を
あまり靴底がフラットだと歩きづらい場合もあるので、3cmくらいまでのヒールを選んで。

<持ち物>

□健康保険証・母子健康手帳
正常な妊娠・出産には保険は適用されませんが、トラブルや手術には適用されます。

□手帳・筆記用具
医師の説明や質問したい内容をメモしておくと便利。手ごろなサイズを選んでバッグに入れておいてください。

□キャンディー
つわりで気分が悪くなったときに備えて、レモンやペパーミント味のキャンデーを用意。

□基礎体温表は(初診時)
妊娠の判断や排卵日を知るのに役立つので、1カ月以上つけている人は持参しましょう。

□本
待ち時間が長いときに備えて、文庫本や雑誌などを持っていくといいでしょう。

□財布
初診金額は5000円から1万円以上になることも。足りないことのないよう財布の中身を確認しましょう。

妊娠確定までの条件

妊娠6週過ぎには、胎嚢の中に赤ちゃんの姿が見えるようになります。これが「胎芽」で、まだ1mmほどですが、元気に動き始めています。見えないときは妊娠週数の誤差が主な原因ですが、胎嚢は完成していても胎芽ができないこともあります。

妊娠6週ごろから、赤ちゃんの心拍が認められるようになります。9週過ぎまで安定した心拍が続いていれば、流産の確率は低くなります。6~8週は体の器官がつくられているとき。心臓が完成する途中の健診では、はっきりとした心拍が確認できないこともあります。

妊娠が判明したら、キッパリ禁煙

たばこを吸うと、ニコチンの影響で血管の収縮が起こり、赤ちゃんに十分な酸素が届かなくなります。また、たばこの煙に含まれる一酸化炭素が血液中のヘモグロビンと結びついてしまうと、本来、結ばれるはずの酸素と結合できなくなり、母子ともに低酸素状態になります。こうした状態が続くと、赤ちゃんに十分な栄養が届かず、発育を妨げてしまいます。胎盤機能が低下し、流・早産のほか、前期破水、低出生体重児、常位胎盤早期剥離、胎児機能不全などのリスクも高まります。「1~2本なら」という気持ちは捨てて、妊娠判明後は禁煙しましょう。
ニコチンの血中濃度が半分になるまでの時間は、数十分~2.5時間ほどといわれているので、妊娠がわかった時点で禁煙をすれば、体内にニコチンが蓄積されることはありません。

たばこを吸う人が吐き出す主流煙より、たばこの燃えている部分から立ちのぼる副流煙のほうが、数十倍から数百倍もの高い濃度の有害物質を含んでいます。パパや家族が喫煙する場合は、たばこの害(受動喫煙)を伝え、煙に注意してもらいましょう。

愛育病院センター長 中林正雄先生

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