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妊娠初期(9週)

つわりのピーク到来!上手に乗りきりましょう

妊娠生活と仕事を両立しよう

つわりや体調不良などが起こりやすい妊娠初期。妊娠がわかったら、早めに上司へ報告しましょう。

働くママは職場に早めの報告を

妊娠初期はつわりで気分がすぐれなかったり、自分の思うように体が動かないことが起こりがち。そのため、職場や周りの人たちに迷惑をかける場合があります。体調不良で欠勤したり、産前産後の休暇を取得すると、職場では仕事の割り振りや、人員補充、配置替えなどの検討が必要になります。職場への負担を考慮して、妊娠がわかったらなるべく早めに上司に報告しましょう。報告の時期に決まりはありませんが、流産の可能性が低くなる妊娠10週には伝えるのがいいでしょう。

働く妊婦にとって、一番つらいことはつわりへの対処かもしれません。空腹になると気分が悪くなることも多いので、バッグにキャンディーや一口タイプのチョコレートなどを常備しておくと、急場をしのぐことができるでしょう。また、周囲から漂う食品や化粧品、たばこなどのにおいに敏感な場合は、マスクを持ち歩いたり、正直に事情を話して理解を得ることも必要です。休憩時間は外に出て気分転換したり、軽く体を動かしたり、ときには体を休めて、無理のないようにしましょう。つわりの時期を除き、妊娠中は栄養バランスのよい食生活がおなかの赤ちゃんのためにも大事なこと。

仕事をしていると、外食に頼ることが多くなりがちですが、妊娠高血圧症候群の予防や体重管理のためにも、塩分やカロリーを抑えた食事を心がけましょう。

つわりが重い、出血がある…そんなときは「母性健康管理指導事項連絡カード」

つわりや妊娠高血圧症候群、切迫流産などで体調が悪いのに休めないときに利用できる申請書です。産院でもらえるほか、厚生労働省の関連サイトからもダウンロードできます。医師が「母体の勤務状況の緩和や休憩に関する措置が必要」と指導し、カードに記入。それを事業主に提出すると労働時間の短縮や通院休暇などの取得が可能に。詳細は在住地域の自治体に確認を。

妊娠悪阻や切迫早産、切迫流産などで仕事を連続3日以上休んで入院することになった場合、4日目から日給の3分の2程度の傷病手当金が健康保険組合から支給されます。医師の証明が必要です。ただし、国民健康保険は支給の対象外に。

妊娠中の快適生活&仕事術

満員電車は避けて快適に通勤しましょう

満員電車の中で押されたり、長時間立ち通しの乗車は体に負担をかけます。ラッシュを避けるなどの工夫を。職場の上司に時差通勤の相談をするのも手。可能であれば出社時間を遅らせてもらう、早めに出社するなどの時差通勤も一つの方法です。

気分転換になる仕事は積極的に引き受けて

デスクワークなどは妊婦の眠けに拍車をかけます。気分をリフレッシュできる作業があれば、積極的に協力を。

休憩時間は体をいたわりましょう

同僚との外ランチには無理につき合わないように。体を伸ばしたり、楽な姿勢をとるなど、体を大切にしましょう。

休憩時間の延長や回数を増やしてもらいましょう

妊娠中は休憩時間を増やしてもらえることが法律で定められています。つらい場合は上司に相談を。

つわりの吐きけは個々に対策を立てて

空腹時に備え、食べ物をポケットに入れておいたり、体を締めつける服や肌着の着用を避けるなど、個々に工夫を。食べすぎは健康管理に支障をきたします。どうしても食べたいときは低カロリーで栄養価の高い食品を選んで。

愛育病院センター長 中林正雄先生

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